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1つのスマホで「2つのLINEアカウント」を持つ方法 Android 15の新機能「プライベート スペース」

東洋経済オンライン / 2024年10月21日 9時0分

Xは1つのアプリに複数のアカウントを登録できるため、そこまで大きなメリットではないものの、通常のアプリと「プライベート スペース」のアプリに分けておくことで、アカウントを間違えて投稿してしまう“誤爆”は減らせそうだ。個人で用途別のアカウントを持っている人はもちろん、会社でアカウント運用を任されている人などには、特に役立つ機能と言えるだろう。

また、LINEのようにそもそもアプリ内にアカウント切り替え機能がないときにも、「プライベート スペース」が役に立つ。仕事関係の知り合いとプライベートの友だちで連絡を取るLINEを変えたいときなどに、この機能を使えば、1台の端末でアカウントを切り替えながら利用できて便利だ。

試しに、Pixel 9の「プライベート スペース」にLINEをインストールし、新規でアカウントを作成してみたところ、端末内に異なる2つのアカウントが設定されたLINEのアイコンができた。仕事とプライベート以外にも、企業アカウントと友だちになる専用のアカウントを持ったり、オープンチャットに参加するためだけに別途アカウントを持ったりしてもいい。こうした使い分けが可能になるのが、「プライベート スペース」の魅力だ。

ただし、「プライベート スペース」がロックされていると、「プライベート スペース」内に設定したアプリには通知が届かない。秘匿性を高くするためだが、連絡に気づきにくくなることがデメリットになるのは間違いない。「プライベート スペース」を設定したときには、定期的にロックを解除しアプリを開くようにしておきたい。

「プライベート スペース」の自動ロックを回避することも可能だ。設定の「セキュリティとプライバシー」から「プライベート スペース」に進み、「プライベート スペースを自動的にロックする」をタップすると、ロックをかける条件を変更できる。ここを「デバイスの再起動後のみ」にすれば、画面消灯でロックがかかるのを防いで通知を受けることが可能だ。プライバシーではなく、2アカウントの運用を重視するのであれば、こちらを選択しておいたほうがいいだろう。

存在自体を隠してバレずに使える

逆に、「プライベート スペース」のメニューには、よりプライバシーを高めるような設定項目も用意されている。それが、「プライベート スペース」そのものを隠す設定だ。先に述べたように、「プライベート スペース」を設定しているとアプリ一覧の下部にボタンが表示され、ロックを解除できる。ただし、これがあると「プライベート スペース」を使っていることが丸わかりだ。設定を変更すれば、これ自体を非表示にできる。

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