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「有名私大で倍率1倍台」総合・推薦入試の穴場は? 情報戦を制して、一般入試より有利な条件を狙う

東洋経済オンライン / 2024年10月24日 8時40分

GMARCHレベルになると日東駒専とは少し様子が違って、出願条件が少し厳しくなります。しかし、きちんと見てみれば倍率1倍台の入試は確実に存在しています。

まず立教大学の文学部です。出願条件が全体の評定平均・社会の評定・英検スコアに設定されています。しかし、社会の評定や英検スコアを計画的に取得することは、それほど難しくはないと思います。特に社会の評定は学校の定期テストで暗記をがんばれば、達成できる人も多いでしょう。

ちなみに、ほかにも「歴史能力検定日本史1級」や「読書感想文コンクールでの入賞以上」などで出願することもできます。こういった課外活動を実施していた人は、ぜひチェックしてみてください。

次に中央大学の理工学部物理学科を見てみると、倍率1.0倍で受験者全員が合格しています。出願条件は英語、数学、物理の評定平均が4.0以上と探究活動です。探究活動といっても、字数2000~4000字程度でまとめるだけですので、しっかりと準備をすれば余裕を持って対応できます。

実はこの入試、募集定員8名のところ、2023、2024年度入試ともに2名しか出願しておらず、そしてその2名が合格するという結果になっています。来年度以降も、非常にねらい目な入試形式だと思いますので、こちらもチェックしてみてくださいね。

関関同立の推薦入試も見てみましょう。

やはり1.0倍、全員が合格した関西学院大学の入試が気になります。法学部と理学部の一部の学科で受験者全員が合格しています。また、他の学科についても非常に倍率が低くなっていましたので、オススメです。

敬遠されがちな探究活動の発表経験が必要なのですが、これもそれほど恐れる必要はありません。なぜなら、学校内の発表でも大丈夫だからです。学校の授業で、探究型学習の時間があるはずです。その際にみなさんも探究活動をして、授業の中でしっかり発表までやれば大丈夫です。そう考えれば、こちらも多くの人にチャンスがある入試だと思います。

上智・東京理科大の低倍率推薦入試

続いて上智大学と東京理科大学も見てみましょう。2つの大学の低倍率推薦入試を掲載しましたので、その表をご覧ください。2つの大学はいずれも総合型を実施していません。ただし公募型を実施しており、こちらに倍率1倍台前半の低倍率入試がありました。

上智大学の公募型はどの学部も、評定平均と英検が出願条件です。だいたい評定平均が4.0で、英検が2級か準1級のどちらかです。科目や英検のレベルは、学部や学科で変わります。

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