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「結婚したい」30代開業医の息子がやらかした過ち 仲人が助言、お見合いで失敗する人の共通点5つ

東洋経済オンライン / 2024年10月24日 11時0分

末は開業医というエリートを「お断り」した彼女の理由とは――(写真:kotoru/PIXTA)

お見合いで、「交際希望」をもらえる確率の高い人と、「お断り」ばかりされている人がいる。この違いはどこにあるのか。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けする連載。今回は、お見合いの“通過率”を上げる方法を伝授したい。

男性を好きだからこそできること

お見合いの時間は、1時間程度。ある程度のお見合いテクニックを習得すれば、通過率は格段とよくなる。どんなところが通過率を悪くしているのか、お見合いが断られる原因と特徴を5つにまとめた。

【表で見る】気付かずやっていませんか?「お見合いで避けるべき言動」5つ

【その1】自分勝手な結婚像と理想語り

先日、みやこ(27歳、仮名)が見合いした勤務医のともや(31歳、仮名)がこのタイプだった。

「父親が開業医なので、いつかは家を継ぎます」から始まり、「医者というのは、人の命を預かる重要な仕事。結婚したら女性は仕事を辞めて、家を守ってほしい」「健康でなければ、いい仕事はできないので、栄養バランスを考えた食卓にしてほしい」など、自分を高みに置いて結婚観をまくし立てた。

みやこは、このお見合いに「お断り」を出しながら言った。

「男性のために仕事を辞めて家に入るとか、体を心配して栄養バランスの取れた食事を作るとかっていうのは、その男性を好きだからこそできること。タレントや有名スポーツ選手と結婚した女性が仕事を辞めて、彼のサポート側に回るのも、その気持ちが裏側にあるからですよね」

口調はかなり憤慨していた。

「そりゃあお医者さんは立派な仕事かもしれません。でも、あまりにも上から目線の物言いに、こんな人と結婚したら、家政婦扱いされると思っちゃいました」

お見合いは、お互いを知る最初の一歩だ。その席で自分のことばかり話したり、逆にまったく自己開示せず質問されたことに一言答えて会話を終わりにしたりするのは、相手に悪い印象を与える。

また“会話泥棒”という言葉があるが、相手が話しているときに割り込んで、自分の話に持っていってしまうのも、相手にとっては不愉快だ。

お見合いの席では自分のことを率先して話すのではなく、相手の話をきちんと聞く姿勢で臨む。相手の話したことには共感の相槌を打ち、相手の話を聞いたうえで、それに関する自分の話をする。

将来を見据えた関係を築けるかどうかをチェックされているので、相手を尊重する気持ちをベースに持つことが大切だ。

年収も平均よりずっといいのに…

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