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替玉無料「930円朝ラー」のお得さにグッとくる朝 良心的な価格で、朝からお腹いっぱいになれる

東洋経済オンライン / 2024年10月26日 8時30分

今回筆者が利用した店舗では、替玉もしくは太麺が大盛り、または味玉を無料でサービスという内容でした。

替玉も味付玉子も、単品価格は税込110円。どちらかのほうがお得ということはないので、好みと腹具合で選びたいところ。

店舗によっては施策は違うようで、なかには替玉が何個でも無料になるという、替玉食べ放題サービスを実施しているお店もあり、「無限替玉」として、テレビやSNSなどでも頻繁に取り上げられているため、そちらをご存じという方が多いかもしれません。

1000円以下で食べられる、良心的価格のラーメンチェーン

「博多らーめん由丸」で一番安いのは博多らーめんです。チャーシュー2枚、きくらげ青ネギが載って税込790円と、800円を切っています。

物価高騰のあおりや、凝ったスープや具材で差別化された店が増えてきたこともあり、1000円オーバーがザラになってきた都心部のラーメン店のなかでは、比較的良心的な価格帯のお店と言えそうです。

今回は店名を冠したお店の看板メニュー、由丸らーめんをオーダーしました。価格は税込930円。具材はチャーシュー2枚、味玉、きくらげ、焼きのり2枚、青ネギです。1杯目は卓上調味料の味変なしで、シンプルにそのままいただきます。

スープはとんこつの旨みがしっかりと出てまろやかでクリーミー。独特の臭みも感じさせる、飾り気のない本物の味わい。つまりは何もトリッキーなことはしていない、昔ながらの王道のとんこつラーメンです。

麺は博多ラーメンでおなじみのストレートの細麺。細めではあるものの細すぎません。麺の硬さは硬い順に「粉落し→ハリガネ→バリカタ→カタ→ふつう→ヤワ」の6段階です。

ラーメンをオーダーした人のほとんどがバリカタを選んでいました。どうやらバリカタがこの店の定番の硬さのようです。ツルツルっとした舌触りと、しっかりしたコシと歯応え、小麦の風味を楽しみながら、すすりました。

そうなんです。「博多らーめん由丸」は、オリジナルのたれでアクセントとか、極細麺とか極厚チャーシューとか、そういう「うちの店ならではの個性」をあえて出していません。多くの人がイメージする博多ラーメンの最大公約数を、ラーメン鉢に体現したという感じ。

麺もスープもチャーシューも味玉もすべての要素がバランス良くきちんとおいしい。

チャーシューは脂身がジューシーだし、きくらげの食感はシャキシャキだし、味玉は黄身がとろとろでしっかり味が染み込んでいて、ひとつひとつが全部及第点以上なうえに、はやり廃りのない味をいつも提供してくれているのは嬉しい限りです。

替玉でお腹いっぱい、110円以上の満足感

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