1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

替玉無料「930円朝ラー」のお得さにグッとくる朝 良心的な価格で、朝からお腹いっぱいになれる

東洋経済オンライン / 2024年10月26日 8時30分

スープをなるべく飲まないようにして、麺と具材をたいらげ、替玉を注文します。カウンターごしにスタッフに声をかけて1分ほどで持ってきてもらえました。小鉢に盛られた替玉の中央には青ネギが添えられています。

ここからは時間との勝負です。麺がくっついてしまう前に、卓上調味料の替玉タレをかけてほぐしてから、スープにドボンと落として、お箸で全体を馴染ませ、トッピングで紅生姜を添えました。

替玉した2杯目は、1杯目とはまた違ったおいしさ。ちょっと冷めたスープと替玉タレが混じり合って塩気の角が立ち、油っぽさがひっこみ(若干)スッキリした味わいに変化。具なしのため、麺の味をよりしっかりと確認することができます。

後半は、卓上調味料の味変を楽しむフェーズへ。フライドガーリックやすりゴマを入れて香ばしさを、ラー油を垂らして辛味を、お酢ならさっぱり感をプラスできます。より実験的に、自分好みに味に仕上げていくうちに、ラーメン鉢はからっぽに。

お腹いっぱい、大満足の昼ごはんを兼ねた、遅めの朝ごはんとなりました。

回転率が上がる魅力的な施策

今回訪問したのは平日の午前11時30分。この日も朝からそこそこの繁盛っぷりで、40席ほどある店内には、すでに10人以上が着座し、ラーメンをすすっていました。その全員が男性で、早めの昼ごはんを食べているワイシャツ姿と、夜勤明けか休日らしきカジュアルウェアが半々です。

カウンター席では1人客が黙々と、テーブル席では2人連れのサラリーマンがしゃべりながら食べています。なかには、ビールをひっかけながらラーメンという猛者も交じってはいるものの、長居する人はほぼおらず、食べ終わったら即出ていくというタッチアンドゴースタイルの人ばかりです。

1人入店すれば、1人出ていくというリズムを保っていた店内ですが、11時45分頃に立て続けにサラリーマンと思しき男性客が入店し、店内はほぼ満席になりました。「ちょっと早めに店に入って、替玉無料で食べてやろう」という、常連客たちのようです。

混み合う前にと会計を済ませ店の外に出て、近隣のラーメン店を見ながら帰路についたのですが、「博多らーめん由丸」はほぼ満席だったのに、他の店はまだほとんど席が埋まっていませんでした。

どうやら11時台限定のサービスには、ランチ客の入店時間を15分早め、ランチタイムの回転数を1回転増やしてくれる絶大な効果があるようで、お店とお客さんがwin-winな関係が垣間見えた朝です。

【その他も画像も!】「替え玉もしくは味玉が無料」「価格も良心的!」 博多らーめん由丸の「930円朝ラー」はこんな感じ

編集部注:本記事に登場するメニューの価格は、すべて取材時点のものです。昨今の円安、原材料高騰などの影響を受けて価格が改定されている可能性があります。また、店舗によってモーニングの値段・内容は異なる場合があります。

大木奈 ハル子:ブロガー・ライター

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください