日本で人気「iPad mini」3年ぶり新モデルの注目点 A17 Pro搭載で手頃な価格を実現、日本市場で根強い人気の理由
東洋経済オンライン / 2024年10月29日 11時0分
満員電車で通勤する人が多いせいか、日本では根強い人気を誇るiPad miniシリーズ。ほかの製品よりモデルチェンジの間隔は広いが、更新される時には大幅にアップデートされるので、新製品が出た時に買っておけば長らく“最新モデル”として使える。実機でその魅力を見ていきたい。
Apple Intelligenceに対応
明確なデータは公開されていないが、「特に日本で人気」と言われるiPad miniが3年ぶりにモデルチェンジした。『満員電車で扱いやすい』『日本人の手のサイズにフィットする』と諸説あるが、『小さきものを愛でる』という日本人の気質にも合っているのかもしれない。実際、数日使ってみると「このサイズはいいなぁ」と思えてくる。
まず、今回発売される製品の概要を説明しておくと、ボディーの寸法などは、前モデルであるiPad mini(第6世代)とほぼ同じだ。変化したのはチップセットのみ。第6世代に搭載されていたA15 Bionicから2世代進化し、昨年モデルであるiPhone 15 Proに搭載されていたA17 Proとなった。
ちなみに、前モデルは『iPad mini(第6世代)』と呼ばれていたが、アップルの命名ルールが変わり、本モデルは『iPad mini(第7世代)』ではなく、『iPad mini(A17 Pro)』と、チップセットの名を冠して呼ばれる。これは、『iPad Pro(M4)』から命名ルールが変わったということだが、『iPad mini(第6世代)』と『iPad mini(A17 Pro)』と『iPad Pro(M4)』の、どれが新しいのか分かりにくく、混乱を招きそうだ。
なお、A17 ProはApple Intelligenceを利用できる最低限度のスペックだ。iPad miniも晴れてApple Intelligence対応となったわけだ。
といっても日本でのApple Intelligence利用開始は2025年ということなので、まだしばらくは使えないのだが、MacはMシリーズチップを搭載していればオーケー、iPhoneは15 Pro以降は対応。iPadでApple Intelligenceに対応しない現行モデルは、スタンダードモデルのiPad(第10世代)のみだ。
このiPad mini(A17 Pro)は、最安モデルが7万8800円なので、現時点では最も安くApple Intelligenceを使えるモデルということになる。そういう意味でもリーズナブルなモデルということができるだろう。
モデルチェンジのサイクルが長めのmini
この記事に関連するニュース
-
前モデルからコスパも向上 新型「iPad mini(A17 Pro)」は何が進化した? 3つのポイントでチェック【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月17日 7時25分
-
新iPad mini発表でどうなった? 「iPad」シリーズのラインアップそれぞれの特徴を改めてチェック【2024年11月版】
Fav-Log by ITmedia / 2024年11月14日 6時10分
-
M4搭載「Mac mini」は本当に手のひらサイズでパワフル! コスパも良し
ASCII.jp / 2024年11月7日 23時0分
-
手のひらサイズになった「Mac mini」も登場! 新しいM4搭載Macはどこが変わった?
マイナビニュース / 2024年11月7日 23時0分
-
iPad最小・最軽量の新型「iPad mini」レビュー AI対応モデルで最安「7万9800円から」の魅力と限界
ITmedia NEWS / 2024年10月25日 10時44分
ランキング
-
1クリスマスケーキに異変…『卵』の価格高騰止まらず 夏の猛暑の影響で今後は鳥インフルエンザによる卵不足の恐れも
東海テレビ / 2024年11月21日 21時22分
-
2北欧電池企業が破産法申請 EV販売鈍化、経営圧迫
共同通信 / 2024年11月22日 7時24分
-
3NY株続伸、461ドル高=トランプ氏の政策期待で
時事通信 / 2024年11月22日 7時23分
-
4業績悪化の日産、アメリカでの希望退職に1000人が応募か…世界で9000人削減方針
読売新聞 / 2024年11月21日 22時2分
-
5米司法省、グーグルにクローム売却要求 検索市場独占の是正で
ロイター / 2024年11月22日 7時53分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください