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プロ直伝!我が家の「オプション」選び7つのコツ 快適さとコスパの両立で後悔しない家づくりを

東洋経済オンライン / 2024年11月5日 10時0分

【②屋根裏収納、小屋裏収納】メリットと隠れた落とし穴

「屋根裏」や「小屋裏」などと呼ばれるのが、天井の上・屋根の下にあるスペース。

屋根裏は子どものころに夢見た秘密基地のようなイメージを抱かせる。季節物の家電や衣類、子どものおもちゃなど、普段使わないものを収納するのに有効だと考える方もいるだろう。

収納面でのメリットが大きい屋根裏収納だが、増設には当然ながら費用がかかる。加えて外気温の影響を受けやすく、夏場は非常に高温になるなど保管するアイテムが限られる点にも注意が必要だ。

屋根裏へのアクセスには折りたたみ式の階段等を用いなければならず、頻繁に出し入れするものの収納には適さない。

屋根裏は住宅の構造や雨漏りの点検において重要な役割を果たす箇所でもあるが、収納スペースをつくることでこうした点検を行うことが難しくなってくる点には注意しなければならない。

【③細かな造作・作り込み】こだわり過ぎると住みにくくなる?

間取りや内装、設備など、細部にわたって自分の理想を追求できるのは、注文住宅の魅力のひとつ。マイホームを建てるにあたって、自分たち仕様にカスタマイズしたいと考えるのは自然なことだ。

一方で、ライフスタイルは時間の経過とともに変化する。子どもの成長をはじめ、家族構成の変化によって必要な部屋数や間取りが変わってくるケースは少なくない。

細かく作り込んだ間取りは、将来的なライフスタイルの変化に対応しにくく、かえって使い勝手が悪くなってしまうこともありうる。

理想の住まいを追求して作った注文住宅も、5年、10年……と時間の経過に伴い、暮らす人にとって「ベストな状態」ではなくなっているケースも出てくるのだ。

また、将来家を売却する際にも、特殊な間取りやこだわりの造作が買い手にとって「使いづらい」と感じられる可能性もある。

"憧れのキッチン"もよく考えて

【④L型・コの字型キッチン】スタイリッシュさと使い勝手のバランス

標準的なI型キッチンよりも広々とした作業スペース、作業動線のよさなどから憧れる方も少なくないL型・コの字型のキッチン。

L型やコの字型キッチンは収納力も増やせるなどメリットも大きいが、キッチンスペースを広く確保しなければならず、I型キッチンと比較して設置コストは高額になる。

また奥行きがあるため、奥にしまったものが取り出しにくく、デッドスペースにならざるをえない部分など、デメリットも少なくない。

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