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ADHD・自閉症併存の声優が重宝する手帳とノート 「ぐちゃぐちゃの頭の中」を整理する最高の相棒

東洋経済オンライン / 2024年11月8日 17時0分

最初だけ張りきって丁寧に書き込むのですが、日に日にそのクオリティを維持できなくなり、書くこと自体が億劫になっていきます。その日の目標などを書く欄があるのに、記入できていないと、なんだか責められているような、自分がダメ人間だと言われているような気持ちになってしまうのです。

そして、手帳を開くのが嫌になって、大切なスケジュールさえ記入しなくなり、使わなくなってしまいます。

そんな私が、これ以外は使わなくなったという手帳があります。それは、NOLTY(ノルティ)エクリA5メモ。見開き1カ月のカレンダーの他に、大きなメモ欄が付いた見開き1週間のページがあります。ノート1冊分ほどの余白があるので、書きたいときに、好きなところへ、好きなことが書き込めます。

「書きたいときに」という自由度があるのがポイント。常に頭の中がぐるぐると忙しく動いて、さまざまな思考がこんがらがってくる私は、このたくさんの余白に、自分の考えていることや思いついたことを、自由に書き出す作業を繰り返しています。

忘れてはいけないことも、思いついたことも、すべて書き留めたこのスケジュール帳は、1年経つと書き殴られたメモでぐちゃぐちゃになっています。しかし、それは、1年の自分のがんばりに拍手を送ることができる血と涙の結晶、宝物となります。

誰にも見せることのない手帳は、あなたにとっての最高の相棒です。まずは相棒を見つけるところから、はじめてみてください。手帳と最高のパートナーになることができれば、自然とスケジュール管理も上手になりますよ。

ぐちゃぐちゃの頭の中を整理するノート

ADHDを持つ人の頭の中は、常にぐるぐると動き回っています。注意欠如・多動症というだけあって、実際の行動だけでなく、頭の中もせわしなく動き回っているので、思考を整理しないと、どんどんこんがらがっていきます。大事なことは抜け落ちますし、新しいアイデアがポンポンと浮かんでは消えていってしまいます。

「あなたの脳の回路はぐちゃぐちゃになっている」と言われたことのある私。脳の回路がぐちゃぐちゃと言われてイメージしたのは、ワカメや昆布が海の中で漂いながらどんどん絡まっていく様子でした。

自分の脳の状態を具体的にイメージして恐ろしくなった私は、それ以来、意識的に自分の考えていることなどをノートに書き出すようにしています。

そんなときに役に立つ、とっておきのノートが「mahora(まほら)ノート」です。

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