1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

東京エディション銀座「6300円朝食」の正直な感想 1泊20万円超の超高級ホテルのモーニングの実力は?

東洋経済オンライン / 2024年11月9日 8時20分

みそ汁は東京産味噌、海苔の佃煮は江戸前生海苔を使用し、地元食材を使用するなど、ご当地ならではのこだわりもあるようです。

白いご飯に、いくらを載せたり、ビュッフェのスモークサーモンとサワークリームを載せたりと、オリジナルアレンジも取り入れつつ、じっくりと楽しみながら食べました。

モーニングの定番をちょっと贅沢にしたメニューたち

ビュッフェブースは、特にパンの品揃えが豊富です。

主食パンは食パンにクロワッサン、バケットだけでなく、パンドミやベーグルもあります。菓子パンは、チョコデニッシュ、アップルパイにパンオレザンはもちろんのこと、アーモンドデニッシュやマフィンの姿も。

筆者はクロワッサン、アーモンドデニッシュ、マフィンの3種類を食べたのですが、しっとりしていてほしいものは想像以上にしっとりしていて、サクサクしていてほしいものは想像以上にサクサクでもはやザクザクで、どれも文句なしにおいしいのです。

しかもマフィンの中にはキャラメルクリームが入っていて、幸せな気持ちになりました。

それ以外も種類は決して多くはないものの、ちょっと贅沢だったり、見た目がおしゃれだったりして、定番ながらもさりげない特別感があります。

盛り付けも美しい「とびきりおいしい普通」

フルーツ盛り合わせのミニプレートには、メロン、巨峰、マスカット、オレンジに加え、いちじくが入っていたりして、なんだか新鮮。

生ハムやサラミなどシャルキュトリの盛り合わせは、さまざまな種類が少しずつ盛り付けられて、バラの花のような美しさです。

モーニングビュッフェでは十中八九の割合で登場するスモークサーモンもそう。ケッパーは鉄板の組み合わせですが、サワークリームまで添えられているあたりがニクい。ヨーグルトは生乳のものだけでなく、豆乳やココナッツ由来のヴィーガン向けのものもあります。

「東京エディション銀座」のモーニングは、「品数がすごい!」とか「フォアグラやら伊勢海老やらの高級食材がてんこもり!」とか、そういう何か目玉的なものがあるのではなく、とびきりおいしい普通の(とはいえさりげなくおしゃれかつ豪華な)朝食でした。

筆者が「東京エディション銀座」を訪れたのは10月半ばの平日朝9時頃。ピークタイムをすぎているのか、店内は比較的空いており、すでに食事を終えたのか、お茶を飲みながら談笑している席もあります。

公用語は英語? 異国に迷い込んだような銀座のホテル

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください