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「悩まない人」がやっている"意外すぎる思考法" 人は答えが出ていることにはさほど悩まない

東洋経済オンライン / 2024年11月15日 19時0分

そう、それは「悩む」とメンタルが擦り減る。コレだ。

■悩んでいる時間、嫌な想像しちゃう問題

例えば、以下の状況になったとしよう。

・職場で仲のいい同僚と、雑談ついでに業務の効率化について話していた
・同僚は「業務Aのマニュアルは、ステップが煩雑すぎてミスが起きやすいように思う。いっそシンプルにして、わかりやすいフローにした方がいいんじゃないか」と言ってきた
・自分は、業務Aは時間や手間がかかるわりに、事務的手続きの域を出ず、売り上げにも直結しないため、外注した方がよいのではと前々から思っていた
・自分は業務Aに長い間ストレスを感じており、同僚相手だったこともあって、ぐちを言うノリで「外注すべきだ」と強めの言葉でまくし立てた


・すると、同僚は徐々に不満げな表情になり「じゃあ上司にそう言えば」と言い残して立ち去ってしまった

――よくある精神的にコタえる状況だ。

気心の知れた相手だったし、たまっていた不満をつい勢いで言ってしまったけど、否定された気分にさせてしまった? それか、「私に言わないでよ」と思われた? でもぐちのつもりだったし、軽い気持ちで聞いてくれてもよくない? だけど、せっかく仲のよかった同僚なのに、これから気まずくなるのは嫌だ! でももう言ってしまったし、今さらどうしたらいいんだろう……。

……といった悩みでメンタルは擦り減っていくだろう。

この文章を読んでいるあなたも、上司や恋人、家族や友人と別のケースで似たような経験はないだろうか。

金曜日の夜にこんな悩みが発生したら最悪だ。夜も楽しめず土曜も気がかり、日曜日には笑点を眺めて静かに暮れゆくあの幸せが、まったく落ち着かない非常に苦しい時間に早変わりだ。やはり笑点には座布団が、生活には安心が大事だ。

ちなみに私は、このようなコミュニケーションのすれ違いを元としたメンタルが擦り減る経験が、多分100回ぐらいある。

そろそろ100回記念アニバーサリーとか、やってやろうかとすら思う。帝国ホテルとか借りて、BGMでオーケストラ雇って、今日の主役としてゴンドラで登場したい。

国民的迷子日本代表! ここにあり!! だ。

話は逸れたが、この状況は悩んでも答えが出ないことは間違いない。

そもそも、人は答えが出ていることにはさほど悩まない。

人間の悩みは、必ず2つ。

「過去への後悔」と「未来への不安」、それだけだ。

今回はその「未来への不安」に該当する。

だが、ここで落ち着いて考えてほしい。

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