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プロが教える「AI時代にお勧め」の「意外な資格」 不確かな情報に惑わされずに学ぶヒント

東洋経済オンライン / 2024年11月15日 11時0分

同様の手口は過去に「コロナ禍における在宅の副業」や「プログラミングスクールに入学して高収入なITエンジニアに転職」「需要が高まっている動画編集を覚えてフリーランスとして独立」などの形で展開されていましたが、これがChatGPTを含む生成AIに移行しています。SNSや動画投稿サイトにおける情報収集では、こうした雑音を排除しましょう。

そもそも儲かる情報を他人に教えている時点で怪しいですし、一定の知識があれば簡単に稼げるものではないとわかります。つまり情報弱者や疑うことを知らない世間知らずを狙っている、捕まってないだけの詐欺師です。

「あの資格」がAIにも対応

ChatGPTのみならず、ITについては幅広く体系的に学ぶことが重要です。その点では、意外に思われるかもしれませんが、IT資格における入門として位置づけられる「ITパスポート」の取得もお勧めです。実はITパスポートは、2024年4月の試験からChatGPTを含む生成AIに関する内容が追加されました。

経済産業省の独立行政法人であるIPA(情報処理推進機構)が発行する公的な資格なので、生成AI時代に対応するためのパスポートのような存在として取得するのはおすすめです。

同時に継続的な情報収集が大切です。ではどうやってChatGPTを含めた最新のAIやIT全般について把握すれば良いでしょうか。下記に紹介する適切な情報源をおすすめします。

継続学習におすすめの3つ

・公式情報

まずはOpenAI社(ChatGPT)やマイクロソフト社(Azure OpenAIService)における公式情報を調べてください。ChatGPTに限らず、ITにおける最新かつ正確な情報は公式から提供されます。英語の情報で量が多い場合は、ChatGPTで翻訳や要約をすると良いでしょう。

・ニュースサイトとレポート

ChatGPTを含めたAI及びIT全般における情報源として、大手IT系ニュースサイトが挙げられます。公式発表による英語の情報を適切な日本語表現でまとめています。また、情報処理推進機構(IPA)や官公庁など公的機関がまとめた報告書、コンサルティングファームや大手IT企業の調査部門がまとめたレポートなども参考になります。導入活用の事例においては経済誌や経済系ニュースサイト、法律や特許関連については弁護士及び弁理士による見解を確認しましょう。

・書籍

書籍は出版社において内容が保証されており、情報を広く深く理解するために重要です。本書のようなビジネス書に加えて、エンジニア向けの技術書や法務関係の書籍も参考にしましょう。しかし発売まで時間がかかるため、情報が古くなりやすい点に注意してください。

このような信頼できる情報源から、最新情報を把握しましょう。毎日大量の情報を把握するのも限界があるので、自分のペースに合わせて継続してください。

マスクド・アナライズ:AIコンサルタント

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