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「働く外国人」職場でモヤッとした時の付き合い方 舌打ちするベトナム人を叱ってはいけない理由

東洋経済オンライン / 2024年11月16日 16時0分

外国人住民と共生していくうえで、大切な姿勢が2つあります。多少の間違いは大目に見ること、そして教えてあげる姿勢を持つことです。

自分が「Aをするべきだ」と思う場面で、相手に違う行動をされるとイラッとするものです。でも相手がAをまったく知らないのであれば、仕方ないと思いませんか? 確信犯なのか無知なのか、その違いは大きいです。

相手は日本生活の「初心者」

たとえば、職場に新入社員が入ってきたとします。その新人は電話の応対はまともにできないし、敬語も間違えまくりです。そのとき、いきなりその新人をきつく叱責するでしょうか?

おそらくそんなことはないですよね。たいていの人は、「社会人生活の初心者だからしようがない」と、大目に見るのではないでしょうか。

外国人住民と接するときも、同じマインドを持つべきです。

多くの外国人は、日本の慣習を完全に理解してから来日しているわけではありません。いわば日本生活の初心者です。最初のうちはどうしても、ルールを逸脱する行動をとってしまうこともあるでしょう。

だからあまり目くじらを立てず、そのつどていねいに教えてあげてください。外国人住民は郷に従う気マンマンですから、あなたの指導に素直に耳を傾けるはずです。

千葉 祐大:人材コンサルタント/一般社団法人キャリアマネジメント研究所 代表理事

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