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伝説の整体師が伝授「完全無欠の姿勢」になるコツ 姿勢一つで「何があっても大丈夫」の境地に

東洋経済オンライン / 2024年11月18日 15時0分

整体として理想の矢印である「8の字の循環」。みなさんには、どんなふうに見えますか?

人間にはまず自分が個体として成立し、その個体が集まって社会を形成しています。社会にはさまざまな人がいて、さまざまな思い、作為、意図が飛び交っています。

そんな「矢印」だらけの社会の中で、私たちは生きていかねばなりません。この8の字の循環は、そんな環境で生きる私たちにさまざまなヒントをくれると思います。

社会は「善悪」を設けますが、8の字にはそれはありません。せめて自分の中にだけは善悪を設けず、自分を信じて生きていく方法があるのではないかと思います。

8の字の循環という世界もあるのだと知ったうえで、目の前の日常の用事から整えていただきたく思います。

背骨とは柱

骨盤の回転から始まったこのお話。いかがでしたでしょうか? これが、人が持つ基本的な骨格のありようです。

発端はとても単純。しかし、影響は後々大きくなる。まるで人生そのものです。

骨盤の回転により背骨の出発点が変わり、背骨の役割がまるで変わってしまう。変わってしまうどころか「柱があるかないか」という、人生を大きく左右するほどの違いになってしまう。

そうなのです、改めて、背骨とは柱です。柱が何を受け持つのか、それによって何が守られるのか。曲がった柱には曲げる力が加わったということですし、その後もその曲がった柱を支えにしていかないといけないでしょう。

建物の柱ならば、改築工事を頼んで柱を入れ替えることもできます。しかし私たちは生まれてから死ぬまで、この体を使って生ききるしかないのです。今のあなたの背骨はあなたがどう体を使ってきたかを表しているし、その背骨を使ってこの後も生きていくしかありません。だから背骨は大切なのです。

背骨はあなたが歩んできた道であり、これからあなたが歩む道

そして、その大切な体をどう大切に扱っていくのか? この問いに対して、「まずは基本骨格の矢印を知るべきだ」と私は答えます。私たちは物理法則の世界に存在する、人間という1つの物体です。歪んで倒壊しそうな家に住もうと思う人は、いないでしょう。

しかし、みなさんは自分の体を物体として見ていません。そのため、本当は倒壊寸前になっているのに、気づきません。体を骨ではなく筋肉や内臓で支えているから、そこに無理が生じてしまっている。

まずは物体としてシンプルに安定した状態に置くだけでいいのに気にもかけず、血圧の数値とかがんの検診には躍起になっています。その間にも背骨にはさまざまな力がかかっています。

血圧の数値がどうであれ、腫瘍マーカーがどうであれ、あなたはその背骨を使ってこの後も生きていくのです。背骨は、今まであなたが歩んできた道を示していて、これからあなたが歩む道を示しています。

まずは、本書でお伝えする矢印を知っていただき、背骨には背骨の仕事をしてもらってください。それから力強く一歩を踏み出していきましょう。

奥中 伸:整体師

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