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「間違えたら赤っ恥」大人が解きたい文章問題5選 次の文章の中にいくつ間違いがあるでしょう?

東洋経済オンライン / 2024年11月20日 16時0分

いかがでしたか? 意外と間違って覚えている固有名詞が多いことに気づいた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

笑えない「誤変換」に気づいていますか?

続いて、次の問題に移ります。短い文章ですが、間違いが2カ所あります。

2:

短刀直入にいうと、私は株式投資が嫌いだ。だから私の投資は債権一本だ。

簡単だったかもしれません。

「短刀」ではなく「単刀」が正しい漢字。「単刀直入」とは短い刀ではなく、一本の刀でまっすぐ敵陣に乗り込むように、前置きなくはっきり要点に切り込む様子です。

また文章から考えると、ここでは債権ではなく「債券」が正しいと考えられます。債券は有価証券の一つで、債権はある人がある人に貸したお金を返してほしいなどと求める権利です。

あわただしいビジネスの現場では、正しい漢字と意味を覚えていても、うっかり誤変換してしまうことがあります。

たとえば、「サンフジンカ」は「産夫人科」ではなく「産婦人科」です。「彼はホウヨウリョクのある上司だ」という場合、正しくは「包容力」で、「抱擁力」ではありません。1回目の投票で当選者が決まらず、上位の得票者2人で行うのは「決選投票」で「決戦投票」ではありません。

誤変換には、くすりと笑えるものも多々ありますが、時と場合によっては笑えないどころか、信頼を失うことさえありますので注意してください。

次は、よくあるうっかりの間違いです。

3:

彼の資産は1億ドル(1500億円、1ドル=150円で計算)もあるらしい。毎年500万ドルずつ増えているというから、このままいけば10年後には資産は2億ドルになるだろう。

ビジネスシーンで数字は特に大切なものですが、いくつも並んでいるとつい読み飛ばしてしまうことがあります。この場合、まず彼の資産は150億円です。次に500万ドルずつ増えたら10年後は5000万ドルですので、今の資産1億ドルと足し合わせると1億5000万ドルになります。

他に単位の誤りもあります。「現在、金は1キログラムあたり1万円を超えている」はもちろん「1グラムあたり」の間違いです。

ちなみに決算発表などのグラフも注意が必要で、例えば売上や利益の単位が、ある場面においては「万円」だったものが、ある場面では「千円」になっていることなどが挙げられます(意図的にそうしている……ということもあるかもしれませんが)。

間違うとちょっと恥ずかしい「慣用句」

さて、次に読んでいただくのは慣用句を用いた例です。

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