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「ダウンは必要?」この先どれくらい寒くなるのか 「気温と服装の目安」や温かく過ごすコツを紹介

東洋経済オンライン / 2024年11月20日 15時0分

ただ、月別の各地の確率に注目すると、1月は東日本と西日本で平年より低くなる確率が40%で、平年並みや平年より高くなる確率を若干上回っています。前述したように、東日本や西日本を中心に寒気が流れ込みやすいためです。

平年並みだとしても、暖冬だった昨シーズンと比較すると、寒さが厳しくなりそうです。

記憶にある方も多いと思いますが、昨シーズン(昨年12月〜今年2月)の平均気温は、全国的に平年よりかなり高くなりました。

東北から九州にかけて、平均気温が平年より1.5℃以上高かったことを示す、赤色です。

平均気温の高さは、青森、仙台、宇都宮、横浜、鹿児島などで統計史上1位の記録を更新しました。東京や名古屋、金沢、京都、松江、広島、松山、福岡、熊本、那覇は統計史上2位、大阪は統計史上3位でした。

記録的な暖冬となったのは、西高東低の冬型の気圧配置が長続きせず、寒気の流れ込みが弱かったためです。さらに、今年2月頃は南から暖気が流れ込んだ時期があったことが原因です。

寒がりな筆者でも、昨シーズンはダウンコートを着た回数が少なく、手袋やマフラーもあまり使わずに冬を越すことができました。

ダウンコートの目安の気温は?

暖冬だった昨シーズンは出番が少なかったダウンコートも、厳冬の今シーズンは活躍しそうです。衣替えは終わったけれど、ダウンコートはまだ出していないという人も、そろそろ準備をしておきましょう。

一般的にダウンコートを着る目安は、気温が5℃以下とされています。

アウターが必要になる気温の目安は、15℃以下です。気温15℃以下でトレンチコートやジャケット、10℃以下で冬物コート、5℃以下でダウンコートが目安となっています。

ただ、同じ気温でも日差しの有無や風向・風速によって体感が異なりますし、暑がり・寒がりなど個人差もあります。 シーズンはじめは何℃で何を着たらいいのか迷うと思うので、こちらの目安を参考にしながら、自分なりにカスタマイズしてください。

例えば、北よりの風が1m/秒吹くと、体感温度は1℃くらい下がるともいわれます。北風が強い日は、気温が5℃以上でも風を通しにくいダウンコートがよいでしょう。

「重ね着」は着る順番も大事

アウターの中に着る服については、「重ね着」がオススメです。その理由は、空気の層がたくさんできるからです。

肌と服、服と服との間にある空気の層は、体温で温められます。重ね着をすると、空気の層が多くなるので、よりポカポカ感じられて防寒に有効なのです。

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