1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「初対面の人とうまく話せない」を克服する会話術 相手と一瞬で打ち解け、良好な関係性を築くコツ

東洋経済オンライン / 2024年11月21日 15時0分

相手が発した言葉を繰り返す「バックトラッキング」という方法を流用するのもひとつの方法です。このバックトラッキングに共感をプラスすると、共感あいづちになります(写真:shu/PIXTA)

初対面の人と会話するときは、緊張するものです。「会話が続かない」「何を話せばいいかわからない」といった悩みを解決するにはどうすればいいでしょうか。『「気くばり」こそ最強の生存戦略である』から一部抜粋・再構成のえ、相手と一瞬で打ち解ける会話のコツを紹介します。

「聞き上手」になるあいづちのバリエーション

人は誰もが、多かれ少なかれ「自分の話を聞いてほしい」と思っているものです。そうはいっても、じっと黙っていたら相手を不安にさせる可能性があります。

【イラストを見る】リアクションあいづちの種類

そこで重要なのが「あいづち」です。「うん」「はい」「ええ」など最低限のあいづちに加えて、バリエーション豊かに反応できるのが本当の聞き上手。そこでぜひ意識したいのは、「リアクションあいづち」と「共感あいづち」です。

リアクションあいづちは、文字どおり、相手の話にしっかり「リアクションをとる」ということ。たとえば、「そうなんですね!」「おっしゃるとおりですね!」「たしかに!」など。

その際は、「あ行」と「は行」を意識するのもいいでしょう。相手の話に納得したときの「ああ〜!」、考えさせられたときの「うーん」、びっくりしたときの「ええ〜!」「おお〜!」、感心したときの「へえ!」、ぞっとしたときの「ひええ」などなど。

表情や仕草も大切です。笑顔を基本として、びっくりする話のときは、ちゃんとびっくりしてみせる、悲しい話のときはちゃんと悲しんでみせるというように、あいづちに表情や仕草の感情表現を乗せましょう。

共感あいづちとは、相手の心に寄り添って「共感を示す」ということ。相手の話から「感情」の部分を抽出し、言葉にして返すことを意識すると実践しやすいでしょう。

また、相手が発した言葉を繰り返す「バックトラッキング」という方法を流用するのもひとつの方法です。このバックトラッキングに共感をプラスすると、共感あいづちになります。

A「先日、久しぶりに夫と外食したんです」

B「久しぶりにご主人と外食されたんですね、それは素敵ですね」

これくらいバリエーション豊かに反応していると、自然と相手の満足度は高くなりますし、そんなふうに話せるよう気を配ってくれた人に対しても、当然、好印象を抱くというわけです。

会話が途切れない自然な質問方法

聞き上手になるといっても、いっさい話さないわけではありません。相手の話を受けて、自分が話す場面もあって当然。となると、上手に相手の話を引き継ぎ、さらに広げるコツも知っておくといいでしょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください