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生産性を上げ、まわりと差がつく5つの栄養素 ライバルを出し抜くために必要なのは「食事」

東洋経済オンライン / 2024年11月21日 10時30分

「体力・知力を上げるといってもそんな簡単なことではないだろう」と思われるかもしれません。

もちろんあっという間にこれらを上げる魔法はありません。しかし、じっくりと確実に底上げすることは可能です。それが栄養素の力です。

逆に言えば、栄養素が不足した状態では、体力も下がり、知力も発揮できません。いくらご自身ががんばっても体と脳が働かなかったら結果は出せません。努力やモチベーションはその後の問題です。

ではどんな栄養素が体力・知力の向上に役立つのでしょうか。大きく分けて5つあります。以下、順に述べていきましょう。

①エネルギー生産をサポートする栄養

私たちは食べた物をエネルギーに変えることで生命活動を行っています。エネルギーを生み出すのは細胞内のミトコンドリアです。このミトコンドリアが円滑に動くための栄養素が必要です。

<エネルギー生産を支える栄養素>
ビタミンB群(B1、B2、B6、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン)
鉄(特に女性の場合)、コエンザイムQ10、αリポ酸

<摂るべき食材>
豚肉、レバー、ハツ、ほうれん草、大豆、ブロッコリーなど

②気持ちを安定させ、やる気を向上させる栄養素

気持ちの安定ややる気も食事と大きく関係しています。気持ちの安定ややる気の向上には神経伝達物質がスムーズに作り出されることが不可欠です。さらには血糖値の安定も重要。血糖値が乱高下するとイライラしたり、集中力が欠けたりします。

<気持ちの安定に役立つ神経伝達物質=セロトニンを作る栄養素>
セロトニンはアミノ酸の一種であるトリプトファンを、葉酸、ナイアシン、鉄、ビタミンB6がサポートすることで作られます。

<モチベーションや集中力の向上に役立つ神経伝達物質=ドーパミンを作る栄養素>
ドーパミンはアミノ酸の一種であるフェニルアラニンから、やはりアミノ酸であるチロシンを経て、葉酸、鉄、ナイアシン、ビタミンB6がサポートすることで作られます。

<摂るべき食材>
バナナ、乳製品、ブロッコリー、小松菜、レバー、イチゴ、納豆、アボカド、カツオ、アジ、マグロなど

血糖値を安定させるには…

まずは一度「食後血糖値」を測ってみることをお勧めします。よく見る、健康診断で測っている「空腹時血糖値」とは違います。食後高血糖とは食事をしてから30分から2時間後に測った血糖値です。可能なら、「フリースタイルリブレ」などのデバイスを活用して、連続して血糖値を測ってみるとよいでしょう。

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