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年収900万40代美人の「婚活市場価値」切ない現実 それでも「結婚をつかんだ」女性に共通すること

東洋経済オンライン / 2024年11月21日 9時30分

アラフォーでバリキャリの女性たちの婚活の行方――(写真:y.uemura/PIXTA)

「上方婚」「下方婚」という言葉をご存知だろうか。

「上方婚」は社会的地位、収入、学歴などのステータスが自分より高い相手と結婚すること。対して「下方婚」は社会的地位、収入、学歴などのステータスが自分より低い相手と結婚することだ。

仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、テーマ別にリアルな声をお届けする連載。今回は、上方婚と下方婚が婚活にどう影響を与えているかを考えてみたい。

多くの女性が望む「上方婚」

あるネットの番組で、日本の多くの女性が望んでいるのは上方婚で、自分よりも学歴や収入の高い男性と結婚したいと願っている。 女性の社会的地位が上がり、高学歴、高収入の女性が増えたことで、彼女たちは、そもそも”結婚をしたい“と思わなくなってきている。それが、婚姻率を下げている一因につながっているのではないか、と論議されていた。

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仲人をしている経験則でいえば、これまでお世話してきたほとんどの女性たちが上方婚を望んでいたし、それをしてきた。

もちろんなかには、女性大卒・男性高卒のカップルもいたし、自分よりも年収が低い男性を選んで結婚した人もいたが、下方の振り幅は狭かった。

年収の場合は、男性が低いといっても差が100万円程度。年収600万円の女性が、自分の年収の半分である300万の男性を選ぶことはなかった。

では、男性は、結婚する女性に何を求めるのか。これは番組でもやっていたが、“若さ”だ。

年収600万円の男性は自分よりも若い年収300万円の女性を選ぶし、1000万円超えの男性は、そもそも女性に経済力や学歴を求めていない人が多い。若くて見た目がタイプなら、“家事手伝い”でも結婚したいと思って、お見合いを申し込む。

日本社会がこうした状況下にあるので、高学歴、高収入の女性が、結婚をしづらくなっているのは事実だ。ことにアラフォーが結婚しづらい。

1年以内に相手が見つかれば…

きよみ(40歳、仮名)は外資系に勤め、年収が900万円あった。これまでいくつかの恋愛をしてきたが、結婚をしたい気持ちのタイミングが相手と合わず、歳を重ねてしまった。

仕事は日々忙しい。しかし、40歳になり、“もしかして1年以内に相手が見つかり結婚できたら、子どもも望めるかもしれない”と、婚活をスタートさせることにした。

入会面談のときにこんなことを言った。

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