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ディズニーが「日韓コンテンツ」強化を続ける事情 『SHOGUN 将軍』に続くヒットは生まれるか

東洋経済オンライン / 2024年11月28日 14時0分

ネットフリックスの会員数を地域別に見ると、アジア地域は5260万人だが、1年間の伸び率は約24%増と、最も伸びたエリアだった。ディズニーの動画配信事業にとっても、アジアでの成長は欠かせない。

「オーセンティシティ」。今回の発表で、ディズニー幹部からこの言葉をよく聞いた。「本物志向」と訳されることの多いこの言葉は、ディズニー社内では『SHOGUN 将軍』を表現するときによく使われている。

同作品はアメリカの制作ながら、日本人のキャストが中心で、セリフの7割が日本語だった。公表されていないが、1話あたりの制作費はハリウッドで制作されるドラマよりも高額だったといわれている。

ルーク氏はアジアにおける日韓コンテンツの制作を「リスクをとって進める」と語る。ディズニーから本物志向の作品がどれだけ増えるのか。そして、それがどれだけの会員増につながるのか。今後、ディズニーの真の実力が問われそうだ。

並木 厚憲:東洋経済 記者

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