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改めて学ぶ・新NISAの「成長投資枠」上手な活用法 個別株式への投資にチャレンジすることも可能

東洋経済オンライン / 2024年11月29日 9時20分

※単元未満株とは
株式は通常、1単元である100株から取引が可能です。
しかし、これだと個人の投資家にはハードルが高いため、証券会社各社が100株よりも少ない1株単位で投資できるようにしていることがあります。これを単元未満株と呼んでおり、新NISAの対象です。

投資がおもしろいと感じるようになったら、株式投資も選択肢の1つです。成長投資枠を活用して、挑戦してみましょう。

慣れてきたら株式投資に挑戦

●投資の醍醐味が味わえる株式投資

株式投資はリスクが大きい一方、自分で選んだ企業に投資することで大きな利益が期待できるという、投資の醍醐味を味わえる方法です。これぞと思う銘柄に投資して、大きな成果が得られれば、新NISAの非課税効果を最大限に活かすことができます。

●新NISAで株式投資をする際の注意

非課税の範囲内で株式投資をするには、成長投資枠の上限である年間240万円以内で行う必要があります。資産形成のベースとなる積立投資に、成長投資枠を活用している場合は、株式投資に使える額はもっと少なくなります。

年間投資枠は、一度売却しても翌年にならないと復活しません。そのため、売買を繰り返すとすぐに枠がなくなります。非課税枠での株式投資は、中長期の値上がり期待か、配当金目的の長期保有か、いずれかの戦略がよいでしょう。

なお、株式は通常、1単元である100株から取引が可能です。

しかし、これだと個人の投資家にはハードルが高いため、証券会社各社が100株よりも少ない1株単位で投資できるようにしていることがあります。これを単元未満株と呼んでおり、新NISAの対象です。少額で投資したい場合は、活用するとよいでしょう。

●新NISAは米国株式にも投資が可能

米国株式のメリットは、アップルやアマゾンなどの世界の優良企業に投資ができることです。また、高配当かつ経営が安定し、継続的に配当金を出している企業も多く存在します。注意点は、米国株式の値上がり益は非課税ですが、配当金に対する税金は、日本で非課税となる代わりに、米国へ10%払う必要があることです。また、為替変動リスクもあるため、注意しましょう。

株価は、基本的に需給のバランスで決まります。

買いたい人が売りたい人より多ければ株価が上がり、逆なら下がります。株価が動く理由は、企業自体に関係する内部要因と、市場全体に関係する外部要因に分けられます。

株価の変動要因

●内部要因:企業業績

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