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東武線「埼玉・千葉の県境付近」の4駅に何がある? アーバンからパークへ、藤の牛島―七光台間

東洋経済オンライン / 2024年11月30日 6時30分

東武アーバンパークラインの七光台駅。商業施設がある西口は「アーバン」の雰囲気が漂う(筆者撮影)

東武鉄道野田線が「東武アーバンパークライン」という愛称を持ったのは、2014年のことだ。つまり、もう10年経った。最初の頃は、ピンとこないだのなんだのと言われていた「アーバンパークライン」だが、いまやすっかり定着したといっていいだろう。

【写真を見る】愛称はすっかり定着?東武アーバンパークライン。春日部の東側、日中も10分間隔で電車が走る単線区間、藤の牛島から七光台の各駅には何があるのか?

「アーバン」から「パーク」の風景に

そんなアーバンパークラインに、大宮駅から乗るとしよう。大宮は、もちろんアーバンだ。大都会だ。そこから少しずつのどかさも垣間見えつつ、岩槻を経て春日部へ。春日部は、大が付くかどうかはともかく都会であることは間違いない。東武スカイツリーラインと交差する要衝の地点で、目下高架化工事の最中だ。

【写真】東武アーバンパークラインで春日部の東、日中も10分間隔で電車が走る単線区間、藤の牛島から七光台の各駅には何があるのか?

そうして春日部駅を出てから、ようやくパークの雰囲気が色濃くなってくる。古利根川を渡って、藤の牛島駅へ。この駅は、特別天然記念物に指定されている藤花園(牛島の藤)の最寄り駅で、駅名もそこからいただいた。相対式ホームのうち、出入り口があるのは南側。その小さな駅前広場には、藤棚がある。もちろん牛島の藤にちなんだものだ。

歩道と車道の境に段差が設けられていない、昔ながらの駅前広場。駅の脇からは、小さな路地商店街が続いている。周辺はのんびりした住宅地で、アーバンからパークへと移り変わるその途中ということが感じられる。東武柏駅管区七光台駅長の井野和美さんが「近くには牛島公園という大きな公園もあるんです」と教えてくれた。

藤の牛島駅を出ると中川を渡り、田園地帯の趣も強くなる中を東へ走る。そしてまた、町が大きくなってきたかと思ったら、南桜井駅に着く。

「南桜井駅の近くでは東武グループのソライエ南桜井というマンションを開発中で、駅前にスーパーもあるような住宅地ですね。ここにも公園がたくさんあるんです。庄和総合公園もアスレチックがあって大きな公園です」(井野駅長)

江戸川の河川敷ではゴールデンウィークに春日部大凧あげ祭りも行われる。10万人は来場するような、大規模イベントだとか。

かつての庄和町の中心駅

この駅は、現在では埼玉県春日部市にあるが、かつては庄和町の中心駅だった。目の前に大きなスーパーのある北口とは反対の南側は東武スポーツクラブがあって駅舎とも直結。スポーツクラブの正面にちょっとした広場も設けられている。

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