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再生数が伸びる動画・伸びない動画の決定的な差 企業で動画制作するうえで最も重要なポイント

東洋経済オンライン / 2024年12月4日 15時0分

個人向け(BtoC)の動画
■ 名前、年齢、性別、居住地
■ 家族構成や人間関係
■ 学歴
■ 職業、職種、役職
■ 収入
■ 趣味
■ 価値観
■ ライフスタイルなど

企業向け(BtoB)の動画
■ 会社名、業種、所在地
■ 資本金
■ 従業員数
■ 事業内容
■ 売上高
■ 社風
■ ミッションや課題など

上記をもとに表を作ります。次の図はそれぞれ、ジムのインストラクター業、 事務代行をするサービス業の会社が動画プロモーションすると仮定して考えたペルソナです。

前者の個人向けでは、体を鍛えることが好きでジムに通う頻度が高いこと、 商社勤めで年収も高いことを考えると、「空き時間に活用できるパーソナルトレーニング」の動画を投稿するとペルソナにアプローチできそうだな。後者の企業向けであれば、従業員が少なくて現場と事務の作業を兼務していることを想定できるので、「現場作業に集中できるメリットと中小企業に優しい料金メニューに特化した」動画を投稿すると、ペルソナの興味を引けそうだなと具体的に考えることができます。

このように、ペルソナを設定することによって必然的に企画の精度も上がっていき、視聴されやすいコンテンツが生まれるようになります。

継続的に動画制作するための2つのポイント

ただ、ペルソナだけを考えて企画を作ってもやがてはネタ切れに陥ります。視聴者を想像するだけでは企画の幅に限界があるからです。ですから、継続的な動画制作をするためには、自分(自社)視点で企画を考えることも大切です。

具体的に次の2点を意識します。 

継続的に動画を考えるポイント
① 自分が興味あること
② 毎日、毎週取り組んでいること

上記は私がYouTube動画の投稿をレクチャーするときにアドバイスしている内容ですが、プロモーション動画の企画を考案するときにも役立ちます。

自分が興味ある内容であれば、自然と動画を作りたいという気持ちが生まれますし、仕事で毎日、毎週取り組んでいることであれば、一般の人よりもその内容について詳しいコンテンツを作れることでしょう。日々取り組んでいることだからこそ、当事者目線で動画を制作できるのも強みのひとつです。

先述のジムのインストラクターでいえば、仕事でインストラクターをしていると同時に、趣味が音楽であれば、筋トレ好きの人に向けた「◯◯筋を鍛えるのにぴったりの音楽」や「音楽アーティストがライブ前にやっているすごい筋トレ」といった企画を考えられるはずです。

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