何ができる?スマートウォッチの機能進化が凄い ゴルフ・自転車・ダイビング・トレーニング…
東洋経済オンライン / 2024年12月13日 8時0分
手持ちのスマートフォンとの連動でより機能性・快適性を追い求めた腕時計として、スマートウォッチが当たり前となっている昨今の腕時計シーン。単に「時刻を確認する」ことだけでなく、連絡や音楽、ヘルスケアまで1本でケアできるだけに頼りになるシロモノですよね。
【写真で時計を見る】ゴルフやダイビングなどシーンに合わせた多彩な機能「ガーミン」「G-SHOCK」「スント」
ところで今、みなさんの頭の中に描かれているスマートウォッチといえばApple Watchがその代表格かと思いますが、ひとえにスマートウォッチといっても、実はそのアプローチはメーカーやモデルによって異なることはご存じでしょうか?
スマートウォッチはアプローチが微妙に異なる
まずはいわゆる“ウェアラブルデバイス”、つまりはパソコンやスマートフォンのようなデジタルデバイスを小型化し、より利便性や携帯性に特化させたもの。この認識で広く知られているのはやはりApple Watchによる恩恵が大きいのではないでしょうか。
一方で、腕時計シーンでは長きの間、アナログかデジタルの2択という時代が続いていました。そのデジタル腕時計が時を経て、技術革新とともに進化・派生を求めた結果としてのスマートウォッチというカテゴリーがあるんです。
簡単にいえば、デバイスを効果的に枝分かれさせていった結果として腕時計型にたどり着いたものか、腕時計の性能を高めていった結果として進化してきたものか、という違い。
【写真】健康管理やトレーニングだけでなく、アウトドアやゴルフ、自転車、水泳、ダイビングなどさまざまなシーンに特化した機能が開発されている
もしかしたらぱっと見や普段使いといった面においては大きく変わることはないかもしれませんが、成り立ちから理解することでメーカーやモデルによる特性や得意とするシーンや機能をひもとくことができるでしょう。
せっかくなので、今回はデジタル腕時計から派生した新型の進化系スマートウォッチについて代表例をご紹介しつつ、もう少し深掘りしていきます。
アウトドアスポーツ界でも頼りにされる「ガーミン」
もとはGPS計測機器メーカーとして誕生したアメリカ発のガーミン。成り立ちとしてはデバイス寄りのアプローチではありますが、スマートウォッチ創成期である2015年に心拍数モニター付きのランニングウォッチを発表するなど、スマートウォッチ界のはしりといえるメーカーです。
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