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「職歴書のアップデート」年末年始にお薦めの理由 年末年始の読書は"3つの分野"から選んでみよう

東洋経済オンライン / 2024年12月18日 9時40分

年末年始をどう過ごすか(写真:miyuki ogura/PIXTA)

あわただしく年を明けた2024年もすでに年末が近づいてきた。

そこで今回はビジネスパーソンとして年末年始にすべきことを色々と考えていきたい。

職業人として成功を目指す人の年末年始の過ごし方

常日頃、仕事に家事に育児にプライベートに、と忙しくしているビジネスパーソンにとって年末年始が唯一気を休ませることのできる期間、というヒトも少なくはないだろう。

とは言えあくまでもその年末年始休暇は「一時的な休暇」であり、休みが明ければ仕事は再開されるわけであるから、その過ごし方は非常に大切だ。

何もせずにダラダラ過ごしたい、というヒトももちろんいるだろうし、それはそれで良いのだと思う。

何も職業人としての成功を目指すことのみが人生ではないし、それは個々人の価値感と判断次第だ。

ただし、自分自身が職業人としてもっと高い位置に行きたいと考えていたり、ビジネスパーソンとしてのアイデンティティを早期に確立したいと考える層にとっては、そういった過ごし方はお勧めできない。

つまり、職業人としての成功をある程度考えるのであれば、如何に年末年始を過ごすか、どう過ごすべきか、は仕事との関係において考えるべきであり、全く仕事と切り離して考えてはいけない、ということだ。

もちろんそれは職業人として現役であるが故に、そして1人の労働の対価として給与をもらうプロフェッショナルとしては当然のことである。

職歴書のアップデートを通じて「自分総決算」をする

そしてそういった層には年末年始には是非「自分総決算」をすることをお勧めする。

要は今年の自分を振り返って、ということだが単に漠然と振り返ってもそれは何のアクションにもつながらないので、仕事面で言えば職歴書のアップデートを通じて行う、ということをお勧めしたい。

もちろんそれは転職を推奨しているわけではなく、自分自身のビジネスパーソンとしての歴史というか職業史である職歴書をアップデートすることによって、そしてそれを去年の物と対比することによって色々と見えてくるものがあるからだ。

自分は今年1年を通じて何を成し遂げたのか、または成し遂げられなかったのか。

どんな成長があり、どんな課題が見えてきたのか。

そういったことを冷静に、紙面を見つめながら振り返るには年末年始は非常に良い機会であろう。

そしてそれは来年の目標設定にもつながるし、また来年末はその年初の目標設定と比較してどんな進捗があったのかを確認する、という流れである。

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