「普通でいい」30代彼女が望むお相手の"非現実味" 婚活が苦戦する理由が自分にある事を知らない
東洋経済オンライン / 2024年12月19日 9時0分
結婚相談所、婚活アプリなどのサービスを利用している人は、年々増えている。リクルートブライダル総研が行った『婚活実態調査2024』によると、2023年の婚姻者のうち、婚活サービスを利用していた人は32.3%にも上った。
しかし、婚活サービスを使って苦労なく結婚できる人もいれば、苦戦を強いられている人もいる。
仲人として婚活現場に関わる筆者が、婚活者に焦点を当てて、苦労や成功体験をリアルな声とともにお届けする連載。今回は、婚活に苦戦を強いられるのはどんな人たちなのか。その特徴をあげ、改善策を一緒に考えていきたい。
「普通でいい」の「普通」は普通か?
みよこ(37歳、仮名)は、「年齢的にも高望みできないのはわかっているし、年収も見た目も学歴も普通でいいんです」と言う。
【表で見る】気付かずやっていませんか?「お見合いで避けるべき言動」5つ
しかし、申し込まれたお見合いの男性のプロフィールを見ると、「私が169センチあるので、身長はやっぱり170センチはほしい」。年収も「私が今600万円なので、できれば同等かそれ以上がいいです。ただ、何も1000万円とかは求めていません」。
そして、身長が170センチ以上で、年収が650万円の男性が申し込みをかけてくれば、「年齢が10歳も離れていますよね。ちょっと離れすぎです」と、お見合いを受けない。
「普通の人でいい」といいながらも、すべてに“普通”を求めたら、普通の3乗で、それは普通ではなくなっている。さらに、「とにかく大事なのは、清潔感です」という条件も付け加えているので、ますますお相手選びが厳しくなる。
自分では意識していないのだが、理想はかなり高くなっているのだ。
こうしたタイプは、相手が自分の掲げる“普通”を1つ満たしてみたら、会ってみたらどうだろうか。背が低くても、年収が自分よりも上、年収が多少低くても、同世代。歳が離れていたとしても、年収も身長も希望通り――。すべてに“普通”を望まないことで、良縁を呼び込める。
婚活でも「マイルール」
次に、婚活で苦戦する人の特徴は、婚活において“自分のルール”を決めている人だ。
まみ(47歳、仮名)は、東京の隣の県に住んでいる。お見合いは、隣の県から近い都内の駅周辺と決めている。あるとき、自分から申し込んだお見合いが受諾された。そして、お相手から候補日が3つ送られてきて、お見合い場所に希望する地から遠い場所を指定された。
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