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なぜか「お金が逃げていく人」に共通する5つの癖【再配信】 長年「貯まらない人の家計」を見えてきたプロが指摘

東洋経済オンライン / 2024年12月20日 8時0分

誰でも損はしたくないものだが、もっと気に入らないのは自分以外の誰かが得したと知った時だ。自分が気づいていなかった〇〇ペイのキャンペーンで知人が大量のポイント還元を受けたとか、カード会員割引でラグジュアリーなホテルに安く泊まったとか、貯めたマイルだけで家族旅行に行ったとか。そういうチャンスが来れば自分も得できたはず、と思えば余計に面白くない。同じような機会が巡ってきたら、絶対に利用しようと意気込む。そのため、たくさんポイントがもらえるキャンペーンをこまめに探して参加したり、割引クーポンが届いたら必ず使う。今度こそ得をしたと満足できるからだ。

一見そう見えても、そう思いたいがための消費になっていないだろうか。そもそも売り手側は、自社サービスの利用が多い客、金払いがいい客にこそよりサービスするものだ。こんなお得なことがありますよ、という「お知らせ」もちょくちょくやってくる。その対象に入るには、自分もまめにお金を使ってあげる必要がある。気づくと受け取れる「得」以上にお金を使ってしまうだろう。他人がどんな得をしようと、それは他人の財布の話。自分の財布の防御を固めなければ、お金は貯まらない。

その3「ケチな人とは思われたくない」

貯蓄できない人からたびたび聞いたのが、「人に誘われると断れない」との言葉。たとえ懐に余裕がなくても、声がかかると必ず付き合うという。お金を理由に断るなんてもってのほか、絶対にケチな人間と思われたくない。それで、ついつい無理をするらしい。

人間関係はもちろん大事だが、もし見栄のために付き合っているなら、それこそお金をムダにしている行動でしかない。どんな誘いも断らず付き合い続ければ続けるほど、周囲からの評価は「絶対断らない人」となり、“誘われアリ地獄”にのみ込まれていくだけだ。一回数千円かかる交際費が積み重なれば、むろん手元にお金は残らない。

人の目が気になるのは当たり前のこと。しかし、そもそもケチという烙印は、払うべき金額を渋って払わないとか、お祝い金を小額で済まそうとする人にこそ向けられるはず。本当にお金が必要な時に躊躇なく出せる人になるためにも、浪費にしかならない小さな見栄を張るのをやめたほうがいい。お金が貯まる人とは、第三者の都合に左右されない自分の軸で判断できる人なのだから。

その4「しない言い訳をたくさん思いつく」

貯まらない人には、腰が重いというか、受け身の人が多いようだ。例えば専門家のアドバイスを同時に受けた人が2人いたとする。そのうち、すぐに行動できる人は結果も出せるが、話を聞いただけで放置している人には当然何も起きない。

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