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初婚女性と結婚した男性「再婚年齢ランキング」 男性も早期結婚が有利!見落とされがちな理由

東洋経済オンライン / 2024年12月22日 8時20分

前回の記事「何歳の結婚が多い?結婚年齢ランキングの驚く実態」で、男性であっても34歳までが、結婚が多発する年齢(ちなみに初婚同士婚男性の8割が34歳までの男性となっている)という、統計上の「男性の結婚適齢期」についての分析結果を紹介した。この結果とあわせて、初婚女性との結婚を決める再婚男性の活躍年齢を考えると、初婚男性の結婚が34歳以降かなり難しくなっている状況は、納得の結果ともいえるだろう。

自分より早い年齢で結婚した男性が、再び結婚しようと活動して成果が最も出ている年齢(各歳で1000件超)が、32歳から40歳とすると、32歳までに活動したほうが無難である。言い換えれば、婚活力のある経験者の「1軍男性」が戻ってくる32歳までのほうが、自身の婚活に対して強敵が現れにくいことは想像にかたくない。

筆者主宰の研究会に参加いただいている、12県の婚活現場の支援者の方、結婚相談所、センターの方からは、初婚男性で最初から再婚女性との成婚を目指す方はまずいない、とうかがっている。

そうであるとすると、上のランキングの結果から考えるならば、30代ともなれば、「婚活力1軍男性」の再来を回避した、1日でも早い婚活とお相手の決定が必要となってくることがわかるだろう。

ここで、想像しやすいように統計的に十分可能性があるモデルケースで考えてみよう。

【モデルケース1】
1. クラスや職場で好意を持っている女性Xさんが他の男性A氏に憧れていて、自分には振り向いてくれない(自分とA氏:21歳)
2. XさんがA氏にアプローチするが他の女性と交際しているからと断られる(自分とA氏:25歳)
3. A氏結婚(27歳)
4. 自分はのんびり「30歳になったら婚活しようかな」と考えている
5. A氏30歳で離婚、再婚を検討。Xさんは内心大喜びして、A氏に再アプローチして交際開始
6. A氏(32歳)はXさんと再婚

ここで、自分が4の段階で違った行動をとったとしよう。

【モデルケース2】
4. A氏の結婚で傷心のXさんにアプローチ、一生懸命よりそうことで交際につながる(自分:27歳)
5. 自分(28歳)はXさんと初婚同士で成婚
6. 30歳で父になる

というモデルケースも十分にあり得る。

再婚男性の初婚女性との結婚:39歳までで5割

これまでの記事と繰り返しになるが、初婚同士の結婚において、男性のピーク年齢は27歳である(2023年)。また30歳までの男性が初婚同士婚総数の6割、32歳までの男性が7割、34歳までの男性が8割を占めている。

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