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みきママ「東大生」長男と振り返る"家ごはん"の力 子どもの頑張りをサポートするレシピも紹介

東洋経済オンライン / 2024年12月24日 14時0分

みきママ(左)と長男の遥人さんが親子トークを繰り広げました(写真:『みきママ やり抜きごはん』)

テレビやYouTubeなどで人気の"おうち料理研究家"みきママさんは現在、管理栄養士の国家資格取得を目指して大学で勉強中。栄養について知れば知るほど、「今まで食べたもの、これから食べるものの栄養が、血液から全身に回って、食べたもので結果が出る」という思いを強くしているそうです。

一方、長男の「はる兄」こと遥人さんは、東京大学に現役合格。バックパックひとつで海外を旅するなど、抜群の行動力で夢を切り開いています。

親子ともにやりたいことに全力投球できる秘訣とは? 子育て期間を振り返りながらの親子トークと、子どもの頑張りを応援するレシピを2回にわたってお届けします(本記事は、みきママさんの著書『みきママ やり抜きごはん』から一部を抜粋、再編集したものです)。

夕食は子どもの話を聞くベストタイミング

はる兄:うちの食事風景を改めて振り返ってみると、お母さんってすごい聞き上手だな、と思う。めちゃくちゃ笑ってくれるし、前のめりになって聞いてくれるよね。

【写真】みきママのレシピで作る「牛こまバーグのレタスバーガー」

みきママ:食事中は楽しくしゃべって笑ってたいじゃん。私だって、ごはんのときに仕事の話はしたくないと思うから。

はる兄:「私のときはね」みたいな自分語りをせず、僕たち子どもが話すのを「そうなんだ」って聞いてくれたのは、うれしかったかな。あと、がんばってることをすかさずほめてくれるから、それで自己肯定感がかなり上がったような気がする。

みきママ:だって「今日は何したの?」って聞くと、すごい勉強してるから。もう心から感心。ただ、高校生のときなんか塾から帰ってくると、もう夜11時。そこから夜ごはんなのは正直、大変だったけどね(笑)。

はる兄:でも、いつもいっしょに食卓についてくれたよね。

みきママ:だって、ゆっくり話せるのって夜ごはんくらいしかない。それに、夜ごはんを楽しみに帰ってきてくれるのもうれしかったしね。

はる兄:いちばんよく覚えているのは、高校受験の前日の夕食。

第一志望の試験前でめっちゃ緊張して、変なテンションになって。その日は両親と3人で食卓を囲んでいたんだけど、大しておもしろくない話で僕が泣くほど爆笑して、3人で笑い転げて。そのおかげで緊張がなくなった。

みきママ:「がんばれ」「だいじょうぶだから」とかは言わなかったかもね。

はる兄:試験前でも、食卓はいつも通り。笑って、しゃべって、その感じがすごいよかった。

"家ごはん"で鍛えられたこと

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