1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

西武・東武・JR集結「小江戸川越」どの路線で行く? 各社が通勤通学・観光両面の需要取り込み競う

東洋経済オンライン / 2024年12月26日 6時30分

観光列車としては、西武が10000系ニューレッドアローを使った特急「小江戸」を西武新宿―本川越間、東武は50090型をクロスシート配置にした「川越特急」を池袋―小川町間で運行している。

通勤時間帯には座席指定列車

小江戸が座席指定料金を必要とするのに対し、川越特急は乗車券だけで利用できる。一方で小江戸は通勤時間帯にも運行しており、西武池袋線などのS-TRAIN、東武東上線のTJライナーに近い位置づけの列車もある。

西武鉄道では現行のニューレッドアローに代わる車両を考えていると言われる。具体的には明らかになっていないが、池袋―西武秩父間の「ラビュー」001系より汎用性の高い車両が求められることになりそうだ。

それとともに、オーバーツーリズム気味の現状を考えると、東京から観光客を運び入れるだけでなく、現地でどう動かしていくかも大事になる。二次交通を含めたマネジメントにも取り組んでもらい、京都や鎌倉などの参考になるようなモビリティサービスが提供されることを望みたい。

森口 将之:モビリティジャーナリスト

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください