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「緊張しやすい人」が心を落ち着かせる8つの対策 日常的な行動や考え方の「クセ」を見直してみる

東洋経済オンライン / 2024年12月28日 18時0分

対策⑥ 「理屈通りにいかない」と考える

「物ごとは理屈通りにいかないこともある」と想定しておくことが、平常心を保つことに役立ちます。あれこれと考えていると、「理屈通りにいくはず」と思いがちですが、それは自分が勝手に期待値を上げているだけのことです。

自分ができる限りの準備を整えたら、あとは「運に任せる」くらいの気持ちでいることが大切です。

対策⑦ 頭の中だけで考えを整理しない

人前で話をするとき、言いたいことがたくさんあるのに、緊張してうまく整理できないという人も少なくありません。

言いたいことがたくさんあっても、思うように話がまとまらないため、焦る気持ちが緊張に拍車をかけてしまうのだと思います。

いちばん簡単な解決法は、手書きのメモでもスマホに打ち込むのでもいいから、目に見える形で自分の考えを書き出してみることです。日頃から、備忘録のようにメモすることを習慣にすれば、人前で話すときでも焦ることなく、気持ちを落ち着かせることができます。

「無理なものは無理」と主張してみる

対策⑧ 苦手なことは「スキップ」する方法を考える

自分が得意でないことや、苦手な仕事をするときには、不安になったり、焦る気持ちになるものです。

日本人は真面目ですから、「すべて自分がやらなければならない」と考えがちですが、苦手な仕事を頼まれたら、スキップする方法を考えてもいいと思います。

上司に対して、素直に「自分には難しそうです」と言ってもいいし、「あの人にお願いできないでしょうか?」と相談してもいいのです。自分のプライドや上司の評価を気にするよりも、「無理なものは無理」と主張した方が、仕事がうまく回ることも少なくありません。

次の仕事で成果を出せば、上司の評価も変わりますから、苦手なことで悩むくらいなら、「得意な仕事に全集中する」と頭を切り替えた方が、合理的に仕事と向き合うことができるのです。

和田 秀樹:精神科医

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