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受験生、絶対知っておくべき「試験中のNG行動」3選 不安からついやってしまいがちなので要注意

東洋経済オンライン / 2024年12月29日 7時50分

また試験問題が配られてから試験開始になるまでの時間も長い場合があります。そのときにすることを事前に考えていないと、不安と緊張が増幅してしまうことがあります。

参考書やスマホを見ることができない時間に何を考えるのか。「先生が言っていた試験の注意事項を思い出す」でも「どんな順番で解くか、どの時間をリミットとするのか、などのことを考えておく」でもなんでもいいので決めておくようにしましょう。

次は「SNSを見ること」です。休み時間が長いと、スマホをいじってしまう人も多いと思います。そしてスマホをいじると、いやでもSNSの情報が目に入ってしまいます。そしてここに1つ、大きな落とし穴があるのです。

特に共通テストで発生する事柄ですが、1つの科目が終わった直後にSNSで「数学IA 難しい」「英語 簡単」のようなワードを投稿する人が増えて、Xでトレンド入りすることがあります。

まだ試験が終わっていないにもかかわらず、そういった情報が流れてきて、一喜一憂してしまうわけです。

実際、昨年の英語のリーディングでは、問題が非常に難しかったにもかかわらず、SNSで「英語簡単だったー」というような投稿を見てしまって、「自分はあんなに苦戦したのに、あの英語簡単だったんだ!もうだめだ」と落ち込んでしまったという人がいました。

SNSではいろんな意見が飛び交っていて、そうした情報に踊らされてしまうと、大失敗をしてしまうこともあるのです。

他人の点数や平均点を調べない

受験生の中には「他の人の点数が気になる」という人も多いです。「クラスのAさんの点数は何点だったんだろう」「Bくんはどうだったんだろう」と周りの人の成績が気になるという人もいれば、「今年の平均点はどれくらいだったんだろう」と考えて塾・予備校の情報を調べる人もいます。

もちろんその気持ちはわかりますし、平均点の情報やテストの難易度・ライバルの情報は受験戦略を考えるうえで必要になってくる場合もありますが、そこまで細かい情報ってそれほど必要ない場合が多いですよね。

クラスのAさんの点数がわかっても、受験生当人の点数には何の影響もないのです。でも、気になってSNSを利用して、もったいない時間を過ごしてしまうという人も多いわけです。はっきり言って、受験が終わるまではSNSは封印したほうがいいと思います。SNSを見る時間があるなら、その時間を勉強に充てたほうがよっぽど建設的なのです。

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