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受験生、絶対知っておくべき「試験中のNG行動」3選 不安からついやってしまいがちなので要注意

東洋経済オンライン / 2024年12月29日 7時50分

最後は「終わったことを気にする」です。これも非常に多いパターンなのですが、終わった科目のことについてつい気になってしまって、答えを調べたり採点をしたりする行為をしてしまう人がいます。

言うまでもなく、終わった科目に関してはどうすることもできません。どんな失敗をしたとしても、過去の出来事は変えられません。変えられるのは未来だけです。つまりはこれから受験する科目・これから受験する学校のことしか変えられないのです。

それでも多くの人が前の試験のことを思い出して、「あの問題、合っていたかなあ」「さっきの問題の答えって、2でよかったのかな」と考えてしまいがちです。そして、SNSで「問4の答えってウでいいのかな」と調べたりつぶやいたり人に聞いてしまったりします。合っていればいいですが、間違っていたら気分が落ち込んでしまいますよね。

第2志望の合格発表はいつ見るべきなのか

多くの受験生からよく聞かれるのは、「第2志望の大学の合格発表をいつ見るか」というものです。

第1志望の大学の試験の前に第2志望の合格発表を見ることができる場合がありますね。このとき、合格ならもちろん安心材料・自信になり、不合格ならマイナスな精神状態になってしまいます。「第2志望の大学の合格発表を見てから第1志望を受けるかどうか」というのはよく議論になる問いなのです。

そして僕は、この問いに関しては「見ないほうがいい」と言っています。すごく自信があるなら別だけど、もし万が一不合格だったら、不安定な精神状態で第1志望を受験しなければならなくなります。過去は変えられないわけですから、見ないで第1志望の受験をして、終わった後で見るべきなのではないかと思います。

いかがでしょうか? 今回ご紹介した3つのNG行動は、本当にこれをやって失敗する人が毎回いる、というものになります。「自分は大丈夫」と思っている人でも、ぜひこの3つを覚えておいて、その行動をしないように意識するようにしていただければと思います。

西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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