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"ふてほど"に登場「レトロ喫茶」で味わう至福の1杯 「相棒」「下町ロケット」など名作のロケ地を巡る

東洋経済オンライン / 2024年12月30日 8時30分

元はセーターを製造する町工場だった

お次は、西新井駅から東武スカイツリーラインに乗ります。直通になる東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅南口から徒歩5分のところにあるのが、喫茶店「ニット」です。駅から近く、京葉道路から路地に入ったすぐのところにあります。

元々はセーターを製造する町工場で、今から60年近く前に喫茶店へと商売替えをしたそうです。それでこの店名、納得です。

お店に入ると、ここでロケが行われた作品のポスターや、町ブラ番組のロケで来たタレントさんのサインがずらり。ドラマ『ストロベリーナイト・サーガ』(2019年、フジテレビ系)や、ドラマ『あなたには帰る家がある』(2018年、TBS系)などが紹介されています。

錦糸町の駅から近く、店内にいるお客さんも、老若男女さまざまな世代となっています。まさに、地元に愛される名店ですね。

お店の看板メニューの1つは、自家製コーヒーゼリー。シンプルなデコレーションに濃厚なコーヒーの味が際立ってとても美味しいです。若い人たちに人気のクリームソーダもきちんと用意されています。

ドラマにも実名で登場した、こだわりの喫茶店

さて同じく錦糸町といえば、昨年話題になったドラマ『錦糸町パラダイス~渋谷から一本~』(2024年、テレビ東京系)。そのタイトルからおわかりのとおり、ドラマの舞台が墨田区錦糸町となっています。

作中で賀来賢人さん、柄本時生さん、落合モトキさん、そして岡田将生さんが演じる、掃除屋「整理整頓」のメンバーたちがよく通っていたお店がありました。それが、物語の舞台となった「ブラウン喫茶・デルコッファー」です。ドラマにも実名で登場します。

ドラマのタイトルになった実際の錦糸町までは、徒歩で20分くらいと少し離れていますが、都営地下鉄浅草線の本所吾妻橋駅からはすぐ。店内はこぢんまりとしていますが、コーヒーの良い香りが包み込んでいます。カウンターや席の細かい部分まで装飾が施されていて、不思議と落ち着けます。

「デルコッファー」とは、ドイツ語で「スーツケース」という意味で、旅に出たくなるような装飾や、コーヒーにも各地のブレンドがあって、オーナーのこだわりが感じられるお店です。

ここの名物は銅板で焼いた自家製のホットケーキ。その場で調理してアツアツのままいただけます。また、アイスティーやクリームソーダなど、レトロな昭和のグラスで出てくることもポイント。どの写真も絵になることは間違いありません。

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