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2025年「注目の鉄道新路線」延伸や計画の行方は? 万博地下鉄と路面電車、新幹線計画はどうなる

東洋経済オンライン / 2025年1月6日 6時30分

基本計画路線はこのほかにも山陰や四国など計11路線あり、各地で整備計画への「格上げ」を目指す動きがある。すでに整備に着手している新幹線延伸が難航する中、今後の展開ははたしてどうなるか。

計画が進展するのはどの路線?

開業には至らなくても、手続き的な面で前進する路線はある。2023年8月に開業した芳賀・宇都宮ライトレール(ライトライン)は、宇都宮駅東側を走る現在の路線を市の中心部である駅西側に延伸する計画で、軌道の敷設などを行うために必要な国への特許申請を2025年度中に行う予定だ。

地方三セク路線としては「快挙」といえるひたちなか海浜鉄道(茨城県)の延伸に向けた動きも進みそうだ。2024年11月に1.4kmの区間について工事施行認可を取得し、2025年度は用地測量や詳細設計を行うとしている。

東京圏では、東急・JR蒲田駅と京急蒲田駅を結んで羽田空港へのアクセスルートを構成する「新空港線」(蒲蒲線)が一歩前進しそうだ。国土交通省は2025年度予算案で、同線に関する費用を初めて計上。事業化へ向け調査・設計が進むことになりそうだ。

各地に存在する新線計画、2025年はこのほかにどんな動きが出てくるだろうか。

小佐野 景寿:東洋経済 記者

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