1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

日本初上陸、ドイツ製キャンピングカー注目の訳 日本でも扱いやすいサイズが魅力「T5900FB」

東洋経済オンライン / 2025年1月7日 11時0分

エトルスコのキャンピングカー「T5900FB」(筆者撮影)

キャンピングカー好きの多くが憧れる海外製の本格的キャンピングカー。まるで高級スイートルームのような豪華装備などが魅力だが、一方で巨大な車体を持つモデルも多く、日本の道路事情では運転のハードルなども高い。

【写真を見る】日本初上陸となるドイツメーカー「エトルスコ」のキャンピングカー「T5900FB」の内外装や装備(24枚)

そんな中、全長6m未満で、キャブコンなど国産高級キャンピングカーと同等の車体サイズを持つ輸入モデルがドイツから日本初上陸。それが「エトルスコ(Etrusco)」というブランドの「T5900FB」だ。

輸入販売を手がけるのは、ハイエース・キャンパーのメーカーとして有名なトイファクトリー。同社が2023年より展開している輸入キャンピングカー・ディーラー「ユーロトイ(EUTO-TOY)」で扱う新規機種となる。同ディーラーの関東拠点「ユーロトイ相模原」に展示されたばかりの最新モデルを取材した。

【写真を見る】日本初上陸となるドイツメーカー「エトルスコ」のキャンピングカー「T5900FB」の内外装や装備を詳しく見る(24枚)

ドイツ発のブランド「エトルスコ」とは

今回紹介するT5900FBは、前述のとおり、ドイツのエトルスコというブランドで製造販売するモデルだ。エトルスコは、あまり聞き慣れないブランドだが、それもそのはず、今回が日本初上陸。設立は2016年と比較的新しく、ドイツ最大手キャンピングカー・ブランド「ハイマー(HYMER)」で知られる「アーウィン・ハイマー・グループ(Erwin Hymer Group)」が立ち上げた新進ブランドだ。

主な特徴は、地中海風でエレガントなイタリアのデザインを採り入れ、洗練されたモダンなテイストと融合させていること。日本でもファンが多いハイマーなどのブランドで培ったディテールへのこだわりとイタリア的なデザインをミックスすることで、ラグジュアリーな雰囲気と高い実用性を両立する。

そんなエトルスコが手がけるT5900FBは、イタリアのフィアットが製造する商用バン「デュカト(DUCATO)」をベースとしたキャブコン(キャブコンバージョン)と呼ばれるタイプ。運転席以外の後方部分を広々とした居住空間にすることで、快適なクルマ旅を楽しめる本格仕様だ。

しかも、ボディサイズは全長5950mm×全幅2320mm×全高2950mm。国産のキャブコン、例えばトヨタ「カムロード」というキャンピングカー用ベースシャーシを使ったモデル群に近い車体のサイズ感だ。そのため、はじめてキャブコンを運転するような初心者でも比較的乗りやすいなど、日本の道路事情にマッチしているところが注目だ。

日本初上陸、T5900FBの室内について

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください