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「意志の強い人」ほどやっている目標設定の工夫 「面倒臭い」「やる気が出ない」を乗り越える

東洋経済オンライン / 2025年1月8日 17時0分

「もっと、こういうふうにできたよな」

「こうやればできたな。じゃあ、これからはそうしよう」

「改善すれば、自分は、もっとできるよな」

というポジティブな内容に変わってきています。

要するに、誰よりも反省して自分を疑ってみるけれど、誰よりも自分を信じるのです。反省会をするというよりも、起きたことに対して逃げずに向き合うイメージです。

困ったときこそ、他人と積極的にコミュニケーション

【信頼できる人に会いに行く。壁打ち仲間をつくる】

2つ目は、1人の世界に籠るのではなく、他人と積極的にコミュニケーションをとる方法です。私の場合は、落ち込んだときや大事な判断をするときには、信頼する人に会いに行くことにしています。

たとえば、荒れた生活を送っていた時期、遊んでいた仲間が一斉に離れていく中で、たった1人だけ、自分と一緒にいてくれた友だちがそうです。優しく接してくれた姉の夫(義兄)もそうですし、「お前は大丈夫だ。できる!」と常に言ってくれた仕事先の先輩や社長もそうです。

本当にありがたかった。だから私は今でも何かあったら、この人たちの所へ行きます。

このほか、誰かに話を聞いてもらいたいとき――という意味では、起業してから知り合った、いわゆる「壁打ち」をしてもらえる人たちも何人かいます。

「行ってもいいですか?」と気軽に訪ねていける大事な人たちですが、実は私の妻も、広い意味ではその1人なのです。仕事のことも相談できる本当にありがたい存在です。

昔からの付き合いで信頼できる人を訪ねることや、家族と深いコミュニケーションをとることはすぐにできると思いますから、ぜひおススメします。

荒木 俊:荒木電通株式会社代表取締役

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