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年会費3〜5万円のクレカ「じわり人気」の納得理由 高額年会費のカードを選ぶ人が増えている背景

東洋経済オンライン / 2025年1月12日 9時30分

Mastercardの最上位クラスに属する「ラグジュアリーカード」。金属製のカードで、左から年会費22万円の「Gold Card(Yellow GoldとRose Gold)」年会費11万円の「Black Card」、年会費5万5000円の「Titanium Card」(画像:ラグジュアリーカード)

クレジットカードの中でもハイクラスのプラチナカード。本来は年会費が10万円以上と高額なのだが、最近では年会費3万円台のプラチナカードが登場し、以前に比べて敷居が低くなってきた。サービスや特典はプラチナ級なので、そのコスパの高さにハイクラスのクレカを選ぶ人が増えている。

【画像】ドコモの回線料金やサービスで、利用料金の最大20%のポイントが獲得できる

2024年に登場した中では、ドコモのプラチナカード「dカード PLATINUM」や、既存のゴールドカードをアップデートさせた「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード」が、この特徴を色濃く示している。

一方で、2016年に日本進出と後発ながら、プレミアムな路線を貫きながら独自の特典で会員を増やす「ラグジュアリーカード」にも注目だ。これら3つのクレカについて説明する。

ドコモのサービス利用で大いに得できる

ドコモのクレジットカード「dカード」のラインナップに、プラチナカードの「dカード PLATINUM」が加わった。2024年11月25日から受付を開始したのだが、予想を上回る申し込みのため、カードが発送されるまでに1カ月程度と、通常以上の時間を要している。

dカード PLATINUMの年会費は2万9700円。しかも買い物をした時のポイント付与は、年会費無料の「dカード」と同じ100円(税込)につき1ポイントと、年会費の割に旨みがないように感じる。申し込みが殺到しているのはなぜか?

その秘密は“圧倒的なお得とプレミアムな体験”だ。

まずお得の面では、ドコモの回線料金やネットサービスで、利用料金の最大20%のポイントが獲得できる。

「dカード GOLD」は10%なので、倍のポイントがもらえることになる。仮に「eximo ポイ活」プラン(月額1万615円)と「ドコモ光 10ギガ」(タイプA、2年定期契約6380円)を利用した場合、20%のポイント還元率なら年間で3万3600ポイントが得られ、年会費の元が取れる。

加えて、前年度の買物額に応じて最大4万円相当の特典が得られ、マネックス証券のdカードでの投信積立においても、毎月の積立額に対して最大3.1%のポイント(年間最大3万7200ポイント)が得られる。

プレミアムな体験としては、2名以上のコース利用で1名分が無料になるレストラン優待サービス「ダイニングby招待日和」や、世界148の国や地域にある約1600カ所の空港ラウンジが年間10回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」が利用できる。そのほかドコモが主催するライブやスポーツイベントの優待なども予定されている。

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