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東大生実践、試験の不安消す「前日の過ごし方」4選 試験当日に焦らないための簡単な秘策を伝授

東洋経済オンライン / 2025年1月16日 7時40分

さらに言えば、「まったく同じ時間で解く」というのも重要なポイントです。例えば共通テストの英語筆記試験は15時20分から始まり、16時40分に終わります。

さて、時計を見て15時55分だったら、あと何分時間があることになるのかわかりますか? もちろんちょっと考えれば答えは45分だとすぐにわかるわけですが、ここで何も考えずにパッと見て「15時55分ってことはあと45分か」「あと45分ってことは、この大問をあと5分で解かなければならないよな」と考えられる人のほうが、時間のロスが少ないです。

1分1秒を争う試験本番において、この感覚はとても重要です。前日にまったく同じ時間で解くことで、「だいたい16時20分にはここまで終わってないとこの科目はやばいんだよな」というような生の感覚が得られるわけです。この情報が、試験当日にすごくプラスに働くというわけですね。

ケアレスミスが多い人におすすめの過ごし方

試験前日の過ごし方②:ファイナルペーパーを作る

次はファイナルペーパー作りです。これは、最後の最後に確認する事項を1枚の紙にまとめ、最終確認用のペーパーを作るというものです。

テストで出る可能性のある暗記事項や、問題の解き方・解く順番・解くときの注意点などをまとめた紙になります。こういった紙を前日までに作って、試験当日の朝に見返していた、という東大生の数は割と多いです。今まで模試を解いてきた経験や過去問演習をしたうえで見えてきた注意点をまとめるわけですね。

こうすることで、ただの注意点の確認だけでなく、自分がケアレスミスしがちなポイントに気をつけたり、プラス1点を取るために必要な要素を効率よく復習することができるわけです。

試験における大きな脅威となるケアレスミスですが、これは今までのミスを分析することによってしか対策できないものです。自分の書き方のくせとか、焦ったときにやってしまいがちなミスとか、そういったものに自覚的になれる人がケアレスミスを防止できます。ファイナルペーパー作りはケアレスミスが多い人におすすめの過ごし方です。

試験当日の過ごし方③:直前の過去問を読み込む

試験当日の過ごし方として多かったのは、直近の過去問を読み込むというものです。「1年前に出題されたものと同じ問題は出ないからあまり復習する意味は薄い」と考える受験生も多いですが、そんなことはありません。基本的にテストというのは、1年前と大きく傾向変化することは少ないと言われています。であれば、直近の過去問を見ればその試験の傾向がなんとなく見えてくるわけです。

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