1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

近鉄奈良線「ターミナルの隣」新大宮駅の成長余地 ホテルなど新施設が続々誕生「副都心」の玄関口

東洋経済オンライン / 2025年1月16日 6時30分

市役所のさらに西にあるのが商業施設のミ・ナーラ。飛鳥・奈良時代の長屋王の邸宅跡だったという場所に、1989年に「奈良そごう」として開店した。回転展望レストランだった円盤型の最上階が当時を物語る。

百貨店として営業したのは11年ほどで、その後は「イトーヨーカドー奈良店」になったが、こちらもいまは存在しない。現在はスーパーやボウリング場、ミュージアムなどが入っている。

周辺に新施設が続々

周辺は最近になって真新しい建物が増えた。市役所の南には2020年に県内最大級の会議場という「奈良県コンベンションセンター」が誕生、NHK奈良放送局も移転してきた。同年に「JWマリオット・ホテル奈良」、2024年9月には「ノボテル奈良」と国際ブランドのホテルも開業した。

【写真の続き】最近大変貌を遂げている奈良市役所周辺。最寄り駅である新大宮駅はシンプルな構造だが、実はなかなか見どころが多い?

須合駅長は「新大宮駅の周りには昔ながらの雰囲気が味わえる飲み屋もある。観光客の方も訪れて街全体がにぎやかになればいいなと思います」と語る。

新大宮駅は大阪難波と快速急行で約35分で結ばれる。京都、神戸の中心部へ出かけるにも直通列車が走る好立地にある。これまで宿泊需要が比較的少なかった奈良のなかで新たな観光拠点としての成長の余地がありそうだ。

橋村 季真:東洋経済 記者

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください