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Windows 10サポート終了で迫るリスク "AI対応PC"への転換点となるか

東洋経済オンライン / 2025年1月17日 9時30分

 Copilot+ PCは、オンライン会議の要約や翻訳、画像生成やテキスト要約などを高速にこなしてくれるため、作業効率やエンターテインメント性を大幅に引き上げる可能性がある。

価格帯は10万円前後からと案外エントリー層も用意されていて、「どうせ買い替えるならAI機能が充実したPCに切り替えたい」という需要を掘り起こしているようだ。

MicrosoftがCES 2025で強調した「今年はWindows 11への更新の年」というメッセージは、単に旧OSを淘汰するための呼びかけだけではなく、新時代のPCの在り方を見据えた提案でもある。

AI機能とハードウェアレベルのセキュリティを標準装備したWindows 11環境こそが、これからのスタンダードになっていくというのが同社の読みだろう。

それでもWindows 10から移行しないまま2025年10月14日を迎える選択は、サポート切れOSをネットに接続し続けるという大きな賭けを意味する。現状で「そこまで緊急性を感じない」というユーザーや企業が多いのは確かだが、もし重大なセキュリティインシデントが起きれば被害は甚大になりかねない。

Copilot+ PCのような新カテゴリーもすでに出そろい、リプレースの踏ん切りをつけやすい今こそ、利用者それぞれが早めにWindows 11への更新を考えるべき時期に来ているのではないか。

石井 徹:モバイル・ITライター

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