マッチングアプリを使う時間帯に男女で決定的差 スマホユーザーの利用ログを解析した結果

（写真：Fast&Slow／PIXTA）

あらゆるコンテンツがスマートフォンに収まる昨今、現代人にとって手放せない重要なデバイスになっています。皆さんは日頃、スマートフォンをどの程度触っていますか？　

【画像でわかる】女性がマッチングアプリの利用をしている時間帯と男性がマッチングアプリを使用している時間帯

筆者自身、1日の利用は大体6～8時間というスマホヘビーユーザーです。改めてスマートフォンを多用する理由を考えると、「情報を見逃したくない」という気持ちからくるものなのではないかと感じます。

スマホの利用ログを基に分析

実際にスマートフォンはどれほど利用されているのでしょうか。生活者からメディア利用ログを収集しているインテージシングルソースパネル（i-SSP）のデータから、平日・休日別のスマホ利用率（1時間ごとの利用有無の割合）を時間帯ごとに並べたものです。

一般的な平日の生活リズムと照らし合わせると朝の通勤・通学の時間帯、ランチ（休憩時）、そして帰宅後、または帰宅中などの利用シーンが見えてきました。

一方で休日は、起床したであろう8時を過ぎてから緩やかに上昇し、そのまま日中は大きく下がることはなく利用が続き、就寝し始めている22時以降に利用が減少するようです。

平日はそれぞれのライフスタイルに合わせて、休憩や移動の合間に利用が集中することがうかがえますが、休日は長時間に渡って利用されており、なかなかスマホから手（と目）を離せない生活者の様子が見られます。

アプリごとの利用状況を確認します。まずはSNSの代表格、Xの利用時間帯を見てみましょう。次の数表は1時間ごとのXの利用率を平休日別・年代別に集計したものです。

Xの投稿が最も閲覧されるのは20～21時？

平休日別でみると、データバーの大小はそこまで違いが見られないことから、Xは平日休日にかかわらず日常的に利用されているようです。年代別に見ると、SNSというカテゴリーの特色上、若年になるほど利用率が高くなっていますが、各年代で共通して多く利用されている時間帯は一致している部分もあります。

最初のピークは朝の7～8時、続いてお昼時の12時、夜は18時から高い傾向にありますが、ピークは20～21時台に訪れています。多くの人の目に触れてほしい内容の投稿は、これらピークの時間帯を意識するとよさそうです。

マッチングアプリを利用する時間帯に男女で差

続いてマッチングアプリの利用がどの時間帯に集中しているかを見てみましょう。