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口下手でも笑いを生める「超簡単」な会話のコツ コミュ力が高い人は「フリオチ」の効能を知っている

東洋経済オンライン / 2025年1月19日 16時0分

・昨日全然寝られなかったんだよね(フリ)

 →13時間(過剰な睡眠時間ならOK)

・俺めっちゃ歌うまいんだよね! 見てて

→声が裏返ったりして音痴(ワザとらしく下手に歌う)

このように、オチにしたいことから逆算して、フリを作ると簡単にフリオチになります。

これをマスターするとこんな返しにも応用できるようになります。

お笑い脳の会話2

A「Bってさ、俺の後輩の中で一番バカだよね」

B「いや全然その発言いいんですけど〜1発ビンタしてもいいですか?」

A「全然いいって思ってないじゃん!(笑)」

これはフリオチと感じにくいかもしれませんが、ちゃんと「フリオチ」になっています。

・「ビンタしてもいいですか?」=怒っている行動(オチ)

・「全然いいんですけど」=怒っていない発言(フリ)

オチからフリが逆で作られていることがわかりますよね。

テレビ番組でもフリオチは、よく使われます。

例えば、芸人はプロの格闘家と戦う企画の場合には「絶対勝てるわ!」と言います。「こんなの負けるよ〜」って言って負けても、何の意外性もないからです。だから、芸人は笑いを作る下地作りのため、「勝てる」と振る舞うのです。これもフリオチがわかっているからできることです。

上級者になると、こうした状況から結果(オチ)を読み取ることで、フリを作ることができます。このフリオチを理解していくことが、おもしろさを格段にアップさせることに繋がるのでぜひマスターしてください。

クイズ(オチから逆算してフリを考えてみましょう)

「〇〇」(フリ)

「うん」

「先生が至急職員室に来るようにって言ってたよ!」(=重要なこと)(オチ)

「全然良くねぇだろ! 早く言えよ!(笑)」

回答例「全然どうでもいいことなんだけどさ〜」

共感で笑わせる「予告一致型フリオチ」

笑いとは「意外性」と「共感」によって作られると言いましたが、次はその「共感」で作る笑いの取り方を紹介しましょう。

それはフリオチの別の種類 「予告一致型フリオチ」 です。これは「逆転型フリオチ」とは全く別の種類になります。

普通の会話1

A「昨日さ〜俺のオカン、パジャマを変えてん」(オチ)

B「そうなんだ〜(何だよ。そのつまんない話)」

このような会話があるとします。これに「予告一致型フリオチ」を使ってみましょう。

お笑い脳の会話1

A「しょーもない話していい?」(フリ)

B「何?」

A「昨日さ〜俺のオカン、パジャマを変えてん」(オチ)

B「ほんとにしょーもな(笑)」

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