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「大寒なのに高温」今後どれくらい気温が上がる? 花粉はすでに飛散開始、東京は「統計史上最早」

東洋経済オンライン / 2025年1月19日 8時0分

寒さから解放される日が近そうです(写真:Graphs/PIXTA)

1月20日は二十四節気の「大寒(だいかん)」で、暦の上では1年で最も寒くなる時期です。

【図で見る】気象庁から発表された「高温に関する早期天候情報」

しかし、今年は各地で春のような気温になることが予想されています。その先も、平年より気温が高いでしょう。2月にかけての気温の予想や注意点を解説します。

大寒の気温は3月並みに

大寒の1月20日は、全国で3月並みの最高気温が続出しそうです。東北でも10℃以上、四国や九州では15℃以上のところがあるでしょう。

さらに、気象庁からは「高温に関する早期天候情報(以下の図)が発表されています(※外部配信先では図を閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)。

1月22日頃から約5日間は、北海道から近畿にかけて、気温が平年よりもかなり高くなる見込みです。

つい数日前までは気温が低く、1月16日の最高気温は東京7.7℃、大阪8.9℃、福岡7.5℃など、厳しい寒さとなりました。これは冬型の気圧配置となり、上空に寒気が流れ込んでいたためです。平地でも雪が降る目安の寒気が、西日本にまで南下していました。

冬型の気圧配置はすでに緩んでいて、寒気が北上しています。

この先、2月にかけての予想

この先も、冬型の気圧配置は続きにくく、日本付近は寒気の影響を受けづらい見込みです。

気象庁の1か月予報によると、1月31日にかけての平均気温は、北日本・東日本・西日本で高くなるでしょう。2月1日から14日の平均気温は、北日本と東日本では平年並みか高く、西日本はほぼ平年並みになりそうです。

この冬は北日本から西日本日本海側で、大雪に見舞われたところがありました。

積雪の深さは、青森県の弘前市で観測史上1位を更新、青森市では年末から1メートルを超えて、1月としては記録的な大雪となっています。1月4日に、青森県は12年ぶりに豪雪対策本部を設置しました。

こちらは、1月17日時点の積雪の深さです。

北日本や北陸を中心に、赤色の1メートル50センチ以上、オレンジ色の1メートル以上の雪が積もっているところがあります。

全国で最も雪が積もっているのは、青森県の酸ヶ湯(すかゆ)で4メートル34センチです。山形県の肘折(ひじおり)と大井沢(おおいさわ)、新潟県の津南(つなん)と守門(すもん)でも、積雪が2メートルを超えています。

大雪となった地域では、気温が上がることによって雪融けが進み、雪崩や落雪が発生するおそれがあるので注意してください。

今年の花粉飛散時期はどうなる?

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