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「人に頼る」ことができる人ほど「人に頼られる」訳 苦手なことは「できない」と口に出してみよう

東洋経済オンライン / 2025年1月20日 12時0分

人に頼るのが上手な人は、いったいどういうテクニックを使っているのでしょうか(写真:mits/PIXTA)

自己実現をする人、成長する人に共通しているのは「行動力」です。人は行動すれば人生が好転し、心豊かに生きることができます。しかし、現実にはわかっていても、一歩が踏み出せずに足踏みしている人が多いのではないでしょうか。

本稿では、メンタルコーチ、コーチ育成コンサルタントの一条佳代氏の新著『行動力神メソッド55』から一部を抜粋し、一歩を踏み出すためのしくみをわかりやすく解説しながら、潜在意識に働きかけて行動力を上げる方法を3回にわたってお伝えします。今回は3回目です。

苦手なことは人を頼り、得意なことに集中する

行動できる人は、人に頼ることが上手です。まわりの人の手を上手に借りることで、苦手な分野には時間を極力かけず、得意分野に力を集中しています。

【イラストで見る】苦手なことは上手に人を頼り、得意なことに集中する

では、人に頼るのが上手な人は、いったいどういうテクニックを使っているのでしょうか。

よく観察しているとわかるのですが、人に頼るのがうまい人は、普段から自分が苦手なことやできないことを、恥ずかしがらずに口に出しています。

ポイントは「自己開示」です。行動できる人は、自己開示を習慣化しています。あなたも思い切って、苦手なことは「できない」と、口に出してみましょう。

「全部、自分でやらなければいけない」

「助けてもらうことは、相手に迷惑をかけること」

これらは、「過去のあなた」による思い込みです。

想像してみてください。

あなたが得意とすることで、会社の同僚や友人が苦手なものがあるとして、あなたが代わりにやってあげたとしたら、その人はとても喜んでくれると思いませんか?

相手が喜んでいる姿を見ると、「いいことをした」という実感が得られ、自分まで嬉しくなってくるはずです。つまり、苦手なことは助け合ったほうが、お互いにハッピーになれるのです。

苦手なことをオープンにしたほうが親近感がわく

できないことを、格好悪いと思わないでください。

むしろ、苦手なことやできないことを口に出したほうが、人間的な魅力を感じてもらえる可能性があります。

反対に、何でも完璧にこなせる人は、ちょっと近寄りがたいと思いませんか? 少しくらい抜けている人のほうが、親近感があって安心できるというものです。

「え? ○○さんって、意外とこれができないんですね(笑)」

こんなふうにイジられながら、なんだかんだ言っても、最後は助けてもらえる。そんな愛嬌のある人になれたら、最強です。

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