医師も早合点「認知症は悪化していく」は間違い 治せる認知症だってあることを知っておこう
東洋経済オンライン / 2025年1月21日 7時0分
医師だけでなく、医療のコメディカルスタッフ(医師以外の、リハビリ専門職などの医療従事者)、介護現場や地域で働く介護・福祉専門職にも、認知症の人を支えるための知識が不足している場合があります。
認知症の人の数の増加を考えると、比較的に「知識・経験を備えている医療や介護の人材」はまだまだ少ないと感じています。
そこで私たちが認知症の診断や治療に必要な知識を医師らと共有する努力を続けると同時に、ご本人やご家族、地域で支援者となる一般市民のみなさんとも知識を共有する必要を感じていて、この本もその1つのツールとなることを願っています。
認知症の最大のリスク因子は「年をとること」ですから、認知症という状態になることは長生きするほど誰にでも起こる可能性があることと言えます。
とても身近なことだから、みんなが正しく理解をしていたいもの。まず偏見や誤解の是正から、認知症を捉え直していきましょう。
内田 直樹:認知症専門医、医療法人すずらん会たろうクリニック院長、精神科医
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