1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

「任天堂好きすぎ議員」超凄いコレクションの中身 浜口たかしさんの「趣味をきわめる生き方」

東洋経済オンライン / 2025年1月22日 9時20分

自宅のコレクションルームには、任天堂のハードやソフトがズラリ(写真:浜口たかしさん提供)

趣味に生きる人はカッコいい。

2024年10月のオープンも話題となったニンテンドーミュージアムから直線距離で約5km、京都府久御山町で町議会議員を務める浜口たかしさんは、日本屈指の“任天堂コレクター”だ。

ファミコン、ニンテンドーDS、Nintendo Switch……と、歴代ハードや関連ソフトのコレクションは、じつに「3000点」以上。

Xのプロフィールで「任天堂リスペクト」と公言するほどのゲーム愛、そして、コレクター魂とは。

(Xの投稿画像は浜口さんのアカウント @takahamaro より引用。その他の画像は、浜口さんによる提供)

2023年4月、浜口さんは自身のXでニンテンドーDS“1840本”ものタイトルが並ぶコレクションの写真をアップ。

【写真で見る】「任天堂好きすぎる議員」浜口たかしさんの"任天堂コレクションの凄すぎる中身"

「嫌なことがあっても『まあ家に帰ればDS全部あるしな』ってなる」と添えられた投稿は、またたく間に拡散された。記憶の限りでコレクションが完成したのは、Xの投稿から「2年以上前」だ。

「当時はXのアカウントを開設したばかりで、投稿まではフォロワー100人ほどでした。それが、コレクションの写真をアップしたとたんに数十万のいいね!をいただいて、たくさんの取材も受けて『趣味ではじめたはずが、こうも注目されるものか』とビックリしました」

車で毎日「ニンテンドーミュージアム」のそばを

日本屈指の“任天堂コレクター”である浜口さんは、現役受験生向けの塾で数学講師として働き、2023年4月からは久御山町議会議員の顔も持つ。小中高と地元で育ち、大学時代は東京へ。卒業後、Uターンで故郷へと戻った。

「東京は遊ぶにはいいけど、住むにはきゅうくつで。やっぱり、地元が合っていると思ったんです。農業と工業が盛んな久御山町で町議会議員をめざしたのは、自分の子どもたちのために『この町で生まれてよかった』と、誇りを持てる町を作りたかったから。日中は議員、夜は塾講師の兼業は大変ですが、やりがいもあります」

生まれ育った久御山町は、任天堂のお膝元でもある。宇治市にあるニンテンドーミュージアムは「毎日のように、車でそばを通ります」と笑顔に。そんな浜口さんが、趣味をきわめる“任天堂コレクター”となった背景とは。

浜口さんは、1977年2月9日生まれだ。1983年7月にファミコンが発売された当時は6歳で、幼少期からファミコンと共に育った。「ゲーム=ファミコン」の感覚は、今も根付いている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください