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「TikTok」の代替になる?ひしめくアプリの実力 世界一のショート動画プラットフォームに何が

東洋経済オンライン / 2025年1月25日 9時20分

YouTubeショートも、チャンネル登録者数や一定期間内のショート動画再生回数といった条件を満たせば「YouTube パートナープログラム」に登録し、収益化できる。

Snapchat Spotlight

10~20代を中心に人気の写真・動画共有サービス「Snapchat」は、投稿したコンテンツが一定時間、経過すると消えるという独特のルールを持ったサービスだ。

2020年からは、TikTokとよく似たショート動画投稿機能「Spotlight」を提供している。特徴としては、Spotlightには政治的な内容の動画やニュースなどが“含まれない”ことが挙げられる。

Snapchatは昨年12月、Spotlightの視聴者数が前年比25%増加したとし、クリエイターに対して、通常のストーリー投稿とは別に提供してきたSpotlight向けのリワード(報酬)プログラムを終了し、2月1日から新しい統合収益化プログラムを導入すると発表している。

収益化の条件は5万人以上のフォロワーを持ち、月間25回以上の投稿が必要などと、かなりハードルが高めとなっている。

LINE VOOM

手軽に始められるLINE VOOM

動画作成のために豊富なエフェクトや楽曲が用意されており、国内ユーザーなら、おそらく最も手軽に始められるショート動画サービスかもしれない。フォロワー数が多い、人気ユーザーには収益化プログラムも用意されている。

少し気になるのは、VOOMを開始する際に自動的に友だちがフォロー登録されてしまうところ。つまり、友だち(フォロー)リストの設定を変更せずに動画を投稿すると、意図せずLINEの友だち全員にそれが知られてしまうというわけだ。

Triller

Trillerは現在、元TikTok幹部のショーン・キム氏がCEOを務めている。キム氏は2019年から2022年までTikTokのプロダクト責任者として「For You」フィード、クリエイターの収益化、開発者向けプラットフォームの構築などを指揮した。

1月8日、TrillerはTikTokがアメリカで禁止される前に、TikTokに投稿した動画をTrillerに転送・保存する「SaveMyTikToks.com」と称するウェブサイトを公開、クリエイターに移行を奨励している。

ただ、TrillerはTikTokに比べるとはるかにユーザー数が少ないうえ、日本での認知度も低い。これまでの動画を移行後も残したい人にはいいかもしれないが、その後の人気拡大にはまずTriller自体の認知拡大が必要だ。

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