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「気付けば人生一変」夢が叶う"成功脳"育て方6選 「大金持ちになる才能」はすべての人の中にある

東洋経済オンライン / 2025年1月28日 12時0分

重要なのは、探し方を学ぶこと。そして、自分がどのような価値を生み出せるのかを知ること。それを実現するためには、最後までやり遂げるという強い意志が求められるわけである。

成功の必須条件

著者はいつも、「なにかをするのなら、それで一番になれ。それが無理ならほかに誰もしていないことをせよ」という格言に従って生きているのだという。ほかに誰も同じことをしていないのであれば、そのことに関しては一番になれる可能性があるからである。

そして成功のためには、「成長のマインドセット」を持つ必要がある。「成長のマインドセット」は、スタンフォード大学教授のキャロル・ドゥエックが自著『マインドセット「やればできる!」の研究(今西康子訳、草思社、2016年)』の中でつくった言葉である。(18ページより)

ドゥエックは何十年ものあいだ、成長と失敗に関する学生たちの態度を研究してきたのだという。大きな失敗をしても簡単に立ちなおる学生がいる一方、ほんの小さな失敗でも打ちのめされてしまう学生がいる。その理由が知りたいと考えたのだ。たどり着いたのは、その時々の外的環境ではなく、自身の能力に対する先入観が原因である可能性が高いということだった。

たとえばある学生は「固定的な」マインドセットの持ち主で、自分は頭が悪いと信じ、それを自分にはどうすることもできないと思い込んでいた。そういう学生にとって知性とは生まれつきのものなので、失敗は自分の運命だと考えてしまう。よい結果など出るはずがないとわかっているのに、なぜ努力する必要があるのかと考えてしまうのだ。

一方、成長のマインドセットを持った学生のものの見方はまったく異なる。努力をすれば、自分を成長させることができると信じているからだ。いまの成績がどうであれ、しっかり勉強をすれば結果につながると考えているのである。

自分を成長させられると強く信じれば信じるほど、目標に向かって努力をする気も湧いて来る。そのまま時間が経てば、成長のマインドセットの持ち主は、きっと大きな成果をあげることができ、自分の人生に対してさらに楽観的な見方をするようになるだろう。(19ページより)

考え方が前向きだと創造性も知性も高まり、エネルギーも増すだろう。そのため、なにをしても成功する可能性が大きくなる。未来が明るい「フューチャー・プルーフ」な人は、自分の幸福感をコントロールできるということだ。

「成長のマインドセット」が否定的な声を鎮める

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