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本読んで「へぇと思う人」「そうそうと思う人」の差 新しい知識を学ぶときに、どちらが伸びるか

東洋経済オンライン / 2025年1月28日 7時50分

(漫画:©︎三田紀房/コルク)

記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がいい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時に東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う「チームドラゴン桜」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載。連載を再構成し、加筆修正を加えた『なぜか目標達成する人が頑張る前にやっていること』が1月29日に発売されます。連載第160回は、新しい知識を得たときに心がけるべきことをお話しします。

情報を得たときに、どう感じる?

みなさんは、本やネットから情報を得たときに、どちらのパターンが多いですか?

【漫画で読む】『ドラゴン桜外伝』。本を読んでへぇ、と思う人、そうそうと思う人、どちらが伸びる?

A 読んでいて、「なるほど!」と思うことが多い

B 読んでいて、「そうそう!」と思うことが多い

この質問は、相手の話をどのように受け入れるのかという姿勢を聞く質問です。

例えばAの人は、相手の話を未知の情報として素直に受け入れることが多いでしょう。

それに対してBの人は、相手の話を自分の中にある情報と結びつけて解釈することが多いでしょう。

では、AとBどちらのタイプのほうが、多くの情報を得て、それを生かせると思いますか?

これについて、ドラゴン桜外伝『エンゼルバンク』では、このように解説されています。

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

「そうそう!」と考えるBタイプの人のほうが、多くの情報を得て、それを生かすことができる、ということでした。

実際に東大生に同じ質問を聞いてみると、確かにBタイプのほうが圧倒的に多いです。本を読むとき、人の話を聞くとき、記事や新聞を読むとき、頭のいい人は「なるほど」ではなく「そうそう」と思って、情報を摂取している場合が多いのです。

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