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入試直前!親に教えたい「受験生を楽にする」一言【再配信】 東大生は親からどんなふうに声をかけられていたのか

東洋経済オンライン / 2025年1月28日 8時10分

親に実践してほしい「受験生を送り出すコツ」について解説します(漫画:©︎三田紀房/コルク)

記憶力や論理的思考力・説明力、抽象的な思考能力など、「頭がよい」といわれる人の特徴になるような能力というのは、先天的に決められている部分があり、後天的に獲得している能力は少ないと考える人が多いのではないでしょうか。

その考えを否定するのが、偏差値35から東大合格を果たした西岡壱誠氏です。漫画『ドラゴン桜2』(講談社)編集担当の西岡氏は、小学校、中学校では成績が振るわず、高校入学時には東大に合格するなんて誰も思っていなかったような人が、一念発起して勉強し、偏差値を一気に上げて合格するという「リアルドラゴン桜」な実例を集めて全国いろんな学校に教育実践を行う会社「カルペ・ディエム」を作っています。

そこで集まった知見を基に、後天的に身につけられる「東大に合格できるくらい頭をよくするテクニック」を伝授するこの連載(毎週火曜日配信)。第45回は親に実践してほしい「受験生を送り出すコツ」について西岡氏が解説します。

この連載のほかの記事はこちらからご覧ください。

【こちらは2023年1月に公開したものを一部編集した記事の再配信です。】

いよいよ入試がスタート

いよいよ受験が近づいてきましたね。受験生は合格できるかどうか気が気じゃないという人も多いことでしょう。

【漫画で読む】「ドラゴン桜」で親が受験生の子にかけた意外な言葉

そして受験生と同じくらい、いや、ひょっとしたらそれ以上に気になっている存在が、親御さんですね。「受験に向かうわが子に、なんて声をかけていいかわからない……」なんてお悩みを持っている人は多いのではないでしょうか。

さて、そんな中で、東大生は親からどんなふうに声をかけられていたのでしょうか。結果的に合格を手にする人たちが言われていたことは、どんなことだったのでしょう? 今日はそれについてお話ししたいと思います。

まずは『ドラゴン桜』で親御さんがどんなふうに受験生に語ったのか、そのシーンを見てみましょう。

頑張っている人に「頑張って!」は意味がない

いかがでしたか。意外かもしれませんが、東大に合格する人たちの親御さんは「合格できようができまいが、どっちでもいい」と言っていることが多かったです。

もちろん親としては、合格してほしいに決まっています。当たり前ですし、そう願っていない親御さんはいないでしょう。

でも、頑張っている人に「頑張って!」と言うことにはあまり意味はありません。だって、子どもたちだって「合格したい」と思っているんですから。当事者にとって「合格できるといいね!」というのは、プレッシャーにしかならないんですよね。それよりも、「頑張っているね」と言ってあげるほうが重要なのです。

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